しまなみ海道 エメリヤーエンコ・ヒョードー ブログ

東京からしまなみ海道の大島に移住しました

■最終回(たぶん)

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ヒョードー孤独死説が流れる中、私は元気に過ごしております。

なんとブログを二ヶ月近くも放置してしまいました。

誰だって放置なんてされたくはないでしょうが、こんなにも放置したのにはもちろん理由があります。

まずですね奥さん、PCが壊れたのですよ。

BROKENですよPCが。

困ったことに電源ボタンを押しても反応しやがらないのです。

いったい何のための電源ボタンか。

自分でも気づかないうちに私がPCに何か傷つけるようなことを言ったのでしょうか。

でも無視は良くない

今治の大島でひとり、PCに向かって何度も何度も
「どうしちゃったんだよ・・・」
と語りかけましたが、そんな私がよほど薄気味悪かったのか、あの子(PCね)は返事もせず黙ったままでした。

さようなら。
今までありがとう。

ということで、大島に来てから夜な夜なPCに向かってカタカタとつまらないブログを書いてきましたが、野菜の記事を最後に放置状態となった次第です。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

ところで、家の物って壊れると連鎖反応のように壊れることってないですか?

・・・え? ない?
あ、そう。

前回にも少し書きましたが、私の場合今年に入り、
PC → 軽自動車 → テレビ
と立て続けにぶっ壊れやがったのです。

 

ちなみに軽自動車は、昨年秋頃に島の方から譲っていただきました。

まぁまぁ古い車で、擦った箇所が何か所もある気合が入った車でしたが、走行距離はまだ39,000kmほどだったので、エンジンは元気だろうと思い、ありがたく頂戴しました。

が、ある日アクセルを踏むとですね、凄まじい爆音を発するようになり、島の方々に
「ヒョードーが暴走族になった」
と噂され、慌てて修理に出しました。

原因はですね、驚いたことになんとマフラーがぶっ壊れていたのです。

いやー恐ろしいですね。

高速道路を走っている時とかに壊れなくて良かったです。

ちなみに修理代は5,000円でした。

やれやれ。

 

話は変わりますが、ここ最近の畑の話も少し。

冬は雑草もあまり生えないから良いなぁと思い、ほぼほぼ放置していたら暖かくなった途端に雑草だらけになりました。

もちろん収穫できなかった野菜もゴリゴリに育ってしまい、もはや食せず。

「ちゃんと芽を出して、立派な野菜に育ってね」
と聖母のような笑顔で種を撒いていたのに、いざ育ってもろくに収穫されずに放置されるという理解できない状況に野菜達もさぞパニクったことでしょう。

先ほど、PCに向かって無視は良くないなどと言っておきながら私は立派に育った野菜達をがっつり無視してしまっていたのです。

すまんかった。

 

■私は野菜を育てているつもりだったのですが、実はここはお花畑だったようです。
こちらは菜の花・・・ではなく、ブロッコリー

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■大根もね、能天気に天高く花を咲かせておりますよ。
春ですね。

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ということで、ついに島に来て1年が経ちました。

1年前、島に来た途端、コロナのせいで二週間の自宅待機となり、そこから体重の増加が止まらず、最高79.3kgという凄まじい数値をたたき出すこととなりました。

この1年の後半は凄まじいダイエットを慣行し、ひもじかった記憶しかありません。

ビールは毎晩飲んでいますが。

■ちなみに先週72.3kgまで落ちました。
「やったぜ!」快哉を叫び、油断した途端、今週には73.1kgに戻っていたことは内緒にしておきます。 
しかし脂肪率19.3%というのはおぞましくて卒倒しそうですね。
私の身体の1/5はギトギトの脂ということですね。

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ということで、地域おこし協力隊の任期もあと2年となりました。

「3年なんて、あっという間だよ!」
と多くの方に言っていただき、
「まぁ、そうですよね」
と思っていたのですが、まず1年は本当にあっという間でした。

あと2年…。
恐ろしいですね。

2年後の私がどうなっているのかまったく分かりませんが、健康であれば何とか生きていけるでしょう。

PCが壊れたこともあり、いったんこのブログは終了しようかなぁと考えております。

気が向いたらまた書くかもしれません。

その時はまた暇つぶしに読んでくださいね。 

では、皆様お元気でー。

 

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家庭菜園 その後について

お久しぶりです。

「今年は100万円貯金を達成するぞ!」
と意気込んだ途端、パソコン・車・テレビと立て続けにクラッシュしていき、毎晩泣いて過ごしております。

とううことで(?)、久しぶりに畑のことについて書こうと思います。

現在、畑ではブロッコリー・大根・パクチー・カリフラワー・ネギ・下仁田ネギ・アイスプラント・青梗菜・キャベツを栽培しています。

これだけ言うといろいろな種類を栽培していて、家庭菜園上級者っぽい雰囲気ですが、もちろんそんなことはなく、相当レベルが低い感じでやっております。

畑もブログもほぼ放置状態ではありますが、この野菜達の現在の状況をお伝えしたいと思います。

 

▶青梗菜

詳しくはこちらの記事をお読みください。

「以前に読んだよ!」
という方も何度でも読んでくださいね。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

■あれから更に花を咲かせ続け、島暮らしの私の無聊を慰めてくれています。

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■切って、部屋に飾ってやろうかと思いましたが、青梗菜の花を部屋に飾る怪しい中年男性と噂になっても困るので思いとどまっております。

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▶カリフラワー

特に好きではないのですが、試しに2苗だけ植えました。

が!
この子にも青梗菜と同じく青虫のたまり場になってしまい、食欲が失せて、1つはもう放棄状態。

「元気育ってね♥」
と内なる母性を開花させ、柔らかな笑顔で肥料を撒いた日があったことが自分でも信じられません。

■放置され、余計に食欲が減退する色合いとなってしまったカリフラワー。
しかもデカいので存在感は日に日にアップしていきます。
視界に入る度に「なぜ喰わなかった」と責められているような気がします。

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▶大根

大根は種から育て、無事に芽が出て育ったのですが、なぜか丈(?)が短いのばかりなのです。

畝が低かったのでしょうかねぇ。

■引き抜いたらぜんぜん成長していなかった大根。
一人暮らしなので使いきりサイズでちょうど良いのですが。

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■妙に艶めかしい大根。
いったい地中で何があったのか。

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■大根の葉っぱが元気な時は、葉っぱも刻んでごま油でジャコと炒めて食べました。
大根の葉っぱまで調理して食べるなんて、デキる主婦のようですが、風が強かった次の日に見たら葉っぱは何だか萎びていて、これ以降葉っぱは食べておりません。
残念。

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ブロッコリー

虫が多くつくと思われたブロッコリーですが、意外にも青梗菜やカリフラワーよりはマシでした。

■立派に育ち、美味しくいただいております。

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■収穫時期を逸し、放置していると凄まじい勢いで花を咲かせました。
まぁ、もともとブロッコリーは蕾を食べているので当然と言えば当然ですが。
菜の花の花も食べられるそうなので、コイツも食べれるのでしょうか・・・。
ここまで咲くと厳しそうですが、どなたか試したい方はご一報ください。

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パクチー

順調に育ち、時々千切って美味しくいただいております。

■千切るとちゃんとカメムシっぽい臭いを撒き散らせます。

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■しかし少し放置すると他の草も伸びたこともあり、雑草感丸出しに。

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▶ネギ&下仁田ネギ

ネギなんて放っておいても育つのだろうと思っていましたが、思いのほか育ちが悪いのです。

■ネギ達。
これくらいの状態(長くて20cmくらい)からあまり育ってきません。
いつ食べごろになるのでしょうか。

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下仁田ネギ

本当は定植しないといけなかったのですが、そのまま種を撒いたら一応育ってきました。
しかし、今のところ見た目は普通のネギのほぼ同じ。
あの極太のいかつい下仁田ネギのように育つとは思えません。
本当は土寄せというのをしないといけないそうですが・・・。

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アイスプラント

定植したら、変色してとてもこの世の物とは思えぬ色となり、ほぼ死亡状態。
合掌。

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▶キャベツ

定植時期を大きく過ぎて植え直したため、ぜんぜん育ちませんでした。

■写真だと分かりづらいですが、ハンドボールくらいの大きさ。
これでも育った方なのです。
もう収穫しようかなぁ。

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失敗した野菜もいますが、とりあえず一人で食べる分くらいはちょこちょこ収穫できているので良しとしましょう。

それにしても冬は雑草があまり生えなくてありがたいです。

 

 

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家庭菜園 -青梗菜とのあれこれー

■蝸牛の恐怖

前回、畑のことを書いてから気づいたら1ヵ月も経ってしまいました。

そもそもブログ自体、ロクに更新していませんが。
むぅ…。

で、1ヵ月経ったのですが、実は畑はあまり変わっていません

青梗菜があっという間に育ったので、他の野菜も早いのかなぁと思ったのですが、何だかイマイチなんですよね。

畑もセカンドシーズンとなって、ちょっと慣れてきて、あまり私の気合が入っていないってのもあるかもしれません。
っていうか、何ですか畑のセカンドシーズンって。
ダサい。

 

前回、青梗菜の中から悪魔のような不気味な触覚を持った蝸牛のヤロウが出てきて、確実に寿命が3日は縮んでしました。

 ■蝸牛との出会い

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

が。

人生50年近くも生きてきて、たかだか腹足鋼の軟体動物門如きにビビッてなんかいられません。

実際、戦ったら蝸牛ヤロウが1,000匹向かってきたところで、体力的には勝つのはこっちなのです。

島に来てマルマルと肥え太った私が、何故でんでんむし如きに恐れ戦かなくてはならないのでしょうか。

 

えー、なぜ私がかように強気なのかと言いますとですね。

窮鼠猫を噛むと言いますか火事場のバカ力と言いますか、追いつめられると私はなりふり構わず突っ込んでいく癖があるのです。

夏は、ブチギレてヤケクソになりカメムシを指で潰しまくり、結果指先にカメムシの呪いをかけられるという地獄を味わったことも記憶に新しいところです。
■私のひと夏の思い出をぜひとも読み返してください。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

■蝸牛との対決

で、前回、台所に蝸牛が出現するという卒倒しそうな出来事があったのですがね。

これが外であれば、私も強気で攻めることができます。

そう。

その日私は、畑で呑気にウロついている蝸牛ヤロウを発見したのです。

このままだとまた青梗菜の中に入り込まれて、蝸牛IN台所のリプレイとなるだけです。

それだけは避けたい。

目を瞑り、ひとつ深く呼吸をします。

大丈夫。
落ち着け。
ヤロウは凄まじくノロい。

・・・そんなにノロくては、せっかくの殻も役立たずではないのか。
いったい、何のための殻か。
この子はいざとなったら俊敏に殻に閉じこもり、その身を守ることができるのか。
そんなことでこの弱肉強食の世界でサバイブできるのか。
何やってんのよ蝸牛!

・・・。
いかん、なんということか。
気づいたら蝸牛の心配をしているではないか。
私はいったい何をしているのか。

もう一度、蝸牛IN台所の恐怖を思い出します。

怒りは恐怖を上回ります

私はゆっくりと右足を上げ、鼻歌を歌いながら我が野菜ちゃん達を物色している蝸牛を踏みつけました。
それだけでは飽き足らず、踵を上げつま先でグリグリと捩じり潰してやったのです。

当然、土と混ざり蝸牛は跡形もなく消え去りました。

惨い。
分かっています。
ヒョードーはなんて酷い男だと思った方もいるでしょう。
どうか私を見かけた際は、蔑みながら唾を吐きかけてください。

でもね。
殆どの方が、部屋にGが出たら殺虫剤とかでやっつけるでしょう?

同じことなのですよ。

前回も書きましたが、これは戦いいや闘いなのです。
私の大事な野菜ちゃん達を守る闘いなのです。

ならば負ける訳にはいかないでしょう。

私は、蝸牛に負ける為に東京から大島に来た訳ではありませんからね。

 

■青梗菜を再収穫

とりあえず、ひとつの脅威をやっつけたことで、改めて青梗菜を収穫しました。

よもや二回続けて、青梗菜の中に蝸牛が居るなんてことはないでしょう。

とはいえ、二度あることは三度あるといいます。

前回は不意打ちで蝸牛が居たので卒倒してしまいましたが、今回はそういう事もあり得ると身構えている状態です。

備えあれば患いなしです。

収穫した青梗菜を家に持ち帰り、震える指先で青梗菜を千切っていきます。

一枚。

二枚。

三枚。

四枚・・・。

・・・。

・・・なんだ大丈夫じゃん。

そりゃそうですよ。

そんなバッド・サプライズがそうそう起こる筈がありません。

「やれやれ」
とひとりごちながら軽やかに青梗菜の葉っぱを千切っていきます。

その時。

青梗菜の硬い茎の感触とは明らかに違う何とも言えない柔らかな優しい感触が指先に伝わりました。

「ん?」

柔らかな平和な感触に7割の安心と3割の違和感を感じ、その感触の正体をのぞき込みます。

その瞬間、
「ギャアァァァーーーーーッ!!!」
と叫んで、前回に続いてまたもや2メートルほど飛びのきました。

あのね、奥さん。
聞いてくださいよ。

今度はね、青虫のヤロウが居やがったのですよ。

ア・オ・ム・シ!!

しかもガッツリ触っちゃったじゃない!
ヤダもう!

■こんな奴でした。
長さは3cm強といったところでしょうか。
数週間経った今でもその感触を思い出すことが出来ます。

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■敗北

それにしても私の引きの強さよ。

私は知らず知らずのうちに蟲どもを魅了するフェロモンを醸し出しているのでしょうか。

まぁ、私が蟲フェロモン人間かどうかは、さて置きですね。

この青虫ヤロウの出現にすっかり心が折れてしまいました。

1分前に格好つけて
「これは闘いなのです!」 
などと息巻いていたことが10年も前のことのようです。

もうムリ。

いや、それでもその青梗菜の青虫が居なかったところは、食べましたよ。

でもね、青虫や蝸牛のイメージがチラついて、なんだかもう美味しく感じなくなってしまったのです。

それ以降、残念ながら収穫していない残った青梗菜は畑で放置されています。

スマン、青梗菜。
君は悪くないのだよ。

悪いとすれば、蟲共弱い私の心なのです。

 

そんな、畑に放置されせっかく立派に育ったのに決して食されることのない青梗菜は、今は呑気に黄色い花を咲かせて、私の心を慰めてくれています。

■余生を楽しむ青梗菜。

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 ではまた。

 

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家庭菜園 -収穫の喜びと恐怖について-

■種と苗

ということで、畑の話の続きです。

 ↓ 前回

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

そうそう。
前回8種類の野菜を育ててるなんて書きましたが、1種類抜けておりました

苗で、試しにロメインレタスってのを植えてたのですよ。

普通、忘れますか?

忘れるのです。

それが49歳です。

ごめんよロメイン。

皆さんも気の毒なロメインレタスを見かけたら優しく接してあげてくださいね。

 

ってことで、全部で9種類の野菜達を育てています。

もう忘れてないよね。

・・・・・・大丈夫!
きっと!

で、育て方なんですけども
から蒔いて育てる
を畑に植え替えて育てる
という2つのパターンがあるのですよ。

イメージ的には、種は自分で産んだ子(いや、言いたいことは分かります。絶妙に気持ち悪いですよね)で、苗は養子といった感じですね。

分かりづらいですか?

えと、譜代外様・・・みたいな。

更に分かりづらい?
あ、そう。

って感じで、種から育てた方が何となく愛着が湧くのですよ。

ボクがイチから育てたよ!
みたいな。

 

■青梗菜

青梗菜。

奥さん、読めます?
コレ。

チンゲン菜ですって。

もちろん私は読めませんが、賢いPCが変換してくれました。
グラッチェ。

この青梗菜がですね。

ホームセンターで買って、畑に植えてですね。

なんと1ヵ月も経たずにもう食べごろを迎えたのですよ。

あっけないにも程があります。

いや、もちろん簡単なことに越したことはないのですが。

チョロ過ぎるぜ青梗菜。

もちろん種からだときっと大変なのでしょうが、何だか拍子抜けしてしまいます。

■チョロいとか言いましたが、結構虫にやられています。
蟲め。

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■とりあえず収穫第一号。
引っこ抜いてやりましたぜ、先輩。

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さっそく食べることにします。

が、当然スーパーに売っているものではないので、結構土が付いています。

「これだから根っこから引っこ抜くタイプはイマイチなのよね」

とか言いながら台所でベリベリめくって洗っていきます。

そもそもとか言ってますが、肥料の鶏糞も混じっているかと思うと立ち眩みがしますね。

しっかり洗わないと。

その時、事件が起きました。

さて、いったい何が起きたのしょうか。
------------------

①中が腐っていた

②また奴(カメムシ)がいた

③蝸牛がいた

④中がぜんぜん育っていなかった。

------------------

何とね、奥さん。

何とあろうことか、答えは③だったのですよ!

青梗菜をベリッと千切ったら中に蝸牛のヤロウが居やがったのですよ。

ヤロウ!!!

私の心臓が弱っていたら確実にショック死してますよ!

「ギャーーーッ!」
と悲鳴を上げて、見事に2メートルくらい飛びのきましたよ。

蝸牛って!
タツムリ!!
カ・タ・ツ・ム・リ!!!!
もおっ!!

時々、畑でウロついていたのは知っていたけど、潰すのも気持ち悪いから見てみぬフリをして、やっつけずにいたのに、こんなところに居やがるとは!

恩を仇で返すとはこのことですよ!
ダメ!絶対!!

とりあえず、葉っぱにくっ付いているので、葉っぱごとそっと窓の外まで運んで、ブンッ!って振って蝸牛を地面に強めに振り落としてやりましたよ。

あー怖かった。

さすがに見てしまったからその葉っぱは捨てましたが、それ以外はね、ちゃんと食べてやりましたよ。

どこかに蝸牛エキスが付いているかもしれないというのに。

思えば、私も強くなったものです。

大島に来たばかりの頃の私であれば、100%その青梗菜は食べる気が失せて捨ててしまっていたことでしょう。

そりゃ、虫も来ますよね。

この夏経験した、カメムシウリハムシとのデスマッチを経て、私は強くなり、成長し、そして悟ったのです。

「野菜には虫がやってくる」

もうこれは、仕方がないのです。

奴らも生きるのに必死です。

これはね、奥さん。

闘いなのですよ。

野菜を育てようと思ったら、虫と雑草はセットなのです。

 

あれ?
・・・ってことは、すぐに腰が痛くなるから草刈りが苦手で、虫なんて大嫌いな私はまったく農業に向いてないですね。

まぁいいか。

でも家庭菜園くらいなら何とか続けていきたいものです。

 

■青梗菜といえば中華だろうってことで、創味シャンタンで何となく中華風に味付けしてジャコと炒めてみました。

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■更に残ったので、味噌汁の具にしてやりました。
火を通し過ぎて、どんよりとした緑になってまったく美味しくなさそうになりました。

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で、肝心の味なのですが、なんだか苦いのですよ。

青梗菜って苦かったでしたっけ?

収穫時期が遅すぎたのでしょうか。

よもや蝸牛エキスのせいではないと思いますが、不味くはないのでまぁ良しとしましょう。

 

■キャベツ

ところで、キャベツだけは地域の方から余った苗をいただきました。

が、その頃が残暑真っただ中で、畑仕事をする気力がなく苗をいただいたのは良いのですが、水やりだけして後は一ヵ月ほど放置しておりました。

で、ようやく土づくりが完成して、植え替えたんスよ、先輩。

■何とあっという間に1/3程が枯れだしました

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枯れたキャベツと何とか生き残っているキャベツ(写真・左上)にどのような違いがあったのかはまったく分かりません。

不思議。

ロメインレタス

そういえば、存在を忘れていたロメインレタスちゃんも結構育ってきてます。
もうそろそろ収穫してもいいのでしょうかねぇ。
よもや蝸牛はいないでしょうね。

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たぶん続きます。

 

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家庭菜園セカンドシーズン

■再出発

久しぶりにについて書こうと思います。

カメムシとの凄惨なデスマッチ、新種ナス”ヒョードー”、連日のナス地獄、トマトジャングルなど記念すべき大島初の夏は狂乱の末に終末を迎えました。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

その後、貸していただく畑が変わり、心機一転NEW畑で再出発となりました。

ということで、まずは畑の土づくりです。

ヒアーウィーゴー!
と元気にスキップで跳ね回りたいところですが、この時は9月でまだまだ激暑の日が続いていたので、とりあえず草刈り機で雑草を適当に刈ったただけで、一旦ストップ。

当然、日に日に劣化するをこれ以上日焼けでシミだらけにする訳にもいかないので、
「もう少し涼しくなってから」
と10日ほど放置したのですがね、奥さん。

なんと10日ほど放置しただけなのにもう草を刈る前のような状態に戻っていたのです。

雑草のエグさよ

よく”雑草魂”(踏まれても丈夫な雑草のように、どんな不遇の状態でもめげることも諦める事もない頑強な心のこと)なんて言いますが、こんなのね、目指しちゃダメですよ。

嫌われます。

「ダメですよ!」
って言ってるのに
「またまた~」
とか言って、しつこく食い下がってきたり、
「はい! 分かりました!」
って言っといて、次の日にはまためがずにシレッとやってくるのです。

要は、懲りない人ってことですよね。
こんなの100%嫌われます。

ストーカーみたいなものですね。

私は中学生時代はバレーボールをしていて、よく他の中学の弱小チームが”雑草魂”って書いたハチマキを額に巻いていて、当時は、不屈の闘志みたいなその言葉に感心したものですが、今になって思えばこんなのスローガンにしちゃダメです。

ダメ、絶対。

ある程度、踏まれたら諦めるべきです。

・・・何の話でしたっけ?
えーっと・・・、あ、そうそう畑。

 

■土づくり

ってことで、改めて草刈りをする気力も失せて、更にしばらく放置していたのですが、畑を貸していただいたのに何もしないってのも大変失礼な話なので、一念奮起してようやく土づくりを開始しました。

なんて偉そうに言いましたが、マシンの力を借りましたよ。

■まずは大きめの耕運機を借りて、伸びた雑草ごと土を掘り返しました。
イエーイ!
マシンサイコー!

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■その上で、前回も借りたミニ耕運機で土を耕します。

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 ■前回。
ぜひ再読を。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

■で、石灰と肥料の鶏糞を混ぜ合わせて、土づくり完了です。

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■続いて、畝を作って本当に完成。
神々しいまでに美しいですね。

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 「本当に完成」
なんて書きましたが、この後、実は畝を作り直しました。
誰にも言わないでね。

初心者にはいろいろ難しいですね。

 

■懊悩

さて。

ここまで頑張ったのですが、実はね、奥さん。

イマイチ作ってみたい野菜がないのですよ、私。

白菜やキャベツはあのおぞましい緑色の芋虫がニョロニョロやってきそうですし、ブロッコリーも虫が付きやすいらしいじゃないですか。
なんて悩ましいのでしょうか。

そしてですね、先輩。

大根キャベツなんてのはですね、収穫したらもう終わりっすよ。

あの懐かしいナスやトマトは、収穫しても収穫してもモリモリ実って来やがりましたよ。

ですが、今度は抜いたらサヨナラです。

寂しいじゃないですか

そんな儚げな関係だったのかよ。
オレ達のあの思い出は何だったんだよ。

・・・。
失礼しました。

大根に感情移入するような大人になるなんて、自分でも驚いています。
そもそもまだ植えてもいないのに。
大根め!

 

ってことで、島のホームセンターでを見に行きました。

が、やっぱコレっていう野菜がないのですよ。

売っていた苗はこんな感じです。

白菜/キャベツ/ブロッコリー/青梗菜/玉ねぎ/水菜/カリフラワー

むぅ。

夏野菜の時はちょっとワクワクしたのに、今回はやっぱり何だかテンションが上がりません。

とはいえ、せっかく土を作ったので適当に苗を買いました

これではイマイチ楽しくないので、ネットとホームセンターで種を購入

ということで、今回育てるのはこの野菜達です。

------------
【 苗 】

・青梗菜
・カリフラワー
ブロッコリー
・キャベツ

因みにキャベツは、苗を地域の方からいただきました。

【 種 】
・ネギ
下仁田ネギ
パクチー
アイスプラント
------------

なんと8種類!

今回の目玉は、パクチーアイスプラントです。

エスエスエス

ようやくテンションが上がってきました。

 

パクチーラブなのですが、今のところ島で売っているのを見たことがありません。

ならば、自分で作ってやろうではありませんか!

嗚呼、なんて男らしいのでしょうか。

島のパクチーイオニアとなる為に私は大島にやって来たのでしょう!(違う)

パクチー

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更に私自身も見たことも食べたこともないアイスプラントなる珍妙な野菜です。

とりあえず珍しい野菜を作ろうと思ってネットで種を購入。

 

果たして、畑セカンドシーズンの行方は如何に。

 

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はじめての家庭菜園 -カメムシとの最終決着と新種ナス-

気づいたらもう9月ですね。

日の暮れ方なんかは東京と比べて、2~3週間くらいの差があるような気がしますが、まだまだ暑いです。

 

前回、蜘蛛の巣に顔面から突っ込んでは悲鳴を上げながらも、地べたを這いずるように茎を伸ばしていたトマトちゃん達を何とか立ち直らせました。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

その後の畑の様子を書こうと思います。

生まれて初めて野菜を作っているのですが、まぁいろいろなことが起こります。

 

まず7月中頃くらいからナスが狂ったように実りだしました。

貴兄らは毎日2~3本のナスを3週間ほど連続で食したことがあるでしょうか。

私はあります。

もうね。
毎夜毎夜ナス祭りです。

確かに苗を買って、植えて、育てたのは私自身です。

が、どんなに好きでも私は3週間続けてナスを食べ続けるほどのナス大好き人間ではないのです。

というか、そもそもナスは格別好きという訳でもないのです。

普通です、普通。

 

しかし。

普通の好き加減であるというのにナスはノリノリで成長してきやがるのです。

心の中で
「もういいよ」
と小さな声で呟きつつも、畑に行くたびに成長しているナスにどうして嫌な顔ができるでしょうか。

■狂ったように実をつけるナス達。
まぁ、美味しいから良いのですが。

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そんな絶賛ナス祭り開催中に上長のTさんにナスを少しだけおすそ分けしたのですが、なんと後日そのナスを使って昼休みに麻婆ナスを作ってくれるというのです。

前日の夜にナス料理を食べ、その残りを翌朝に食べ、昼食にTさん作の麻婆ナス、そしてもちろんその日の夜もナス料理です。

とはいえ、毎晩自分味付けのナス料理ばかりだったので、作っていただいた麻婆ナスはとても新鮮で美味しくいただけました。

■自身で育てたナスが、なんとご飯・サラダ・スープ付きで麻婆ナスとして戻ってきました。
わらしべ長者という言葉が頭の中をリフレインします。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。

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そして、トマト

■前回汗だくになりながらトマトを救助した甲斐もあり徐々に赤くなってきました。

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そして、ナスに続いてトマト祭りが始まりました。

■毎日大量に収穫。

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で、毎日大量に家にやってくるトマト達ですが、これがね、奥さん。
なんとですね。
絶妙に甘くないのです。

昨今はフルーツトマトとやらが流行り、甘いトマトが多いようですが、ウチのはね、奥さん。

もう一度言います、絶妙に甘くないのですよ。

不味くはない。

不味くはないのですが、普通なのです。

自分で育てたトマトは当然ながら
「甘くて甘くて超絶ウマイぜ!」
と言いたいところですが、こればっかりはどうしようもありません。

正直に言いますね、マジ普通です。

ということで、格別美味しくはない普通のトマトを食べ続ける日々が続きました。

来年はしっかり勉強して、甘くなるように育てたいと思います。

 

続いて、ピーマンオクラも超順調です。

ピーマンなんてぜんぜん虫も寄り付かない上にモリモリ実がなります

これだけは言わせてください。

■ピーマン最高!

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■オクラもほぼ毎日2~3本収穫できます。

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そして、枝豆です。

貴兄らはこの夏の私とカメムシ達の壮絶なデスマッチを覚えておいででしょうか。

カメムシ人間にまで堕ちた私は、その後ワークマンのゴム手袋でカメムシどもを潰し歩く鬼と化しリベンジに成功しました。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

このブログ記事の後もマシーンのようにチビカメムシどもを毎日潰していました。

ところが、せっかく害虫のカメ野郎を潰しているというのに、困ったことに肝心の枝豆がぜんぜん膨らんでこないのです。

 

何のために。

いったい私はこの大島に来て初めての夏に、いったい何のために私はカメムシと戦ってきたのか。

 

枝豆が膨らまない原因は、やはりカメムシ共のせいか。

それとも水やりの量が少なかったのか。

野菜初心者の私には皆目見当もつきません。

が。
ということは。

ワークマン手袋を武器にいい気になっていた私は裸の王様であったのです。

リベンジに成功し勝利したと思い、ノリノリでブログにまで書いたというのに、枝豆はペッタンコのまま膨らまず、結局食すことは出来ませんでした

なんということでしょう。

結局、勝者はカメムシであったのです。

私は、49年ものうのうと生きてきてカメムシにさえ勝てない男だったのです。

カメムシ様の恐怖よ。

私は傷心の旅に出るので、探さないでくださいね。

 

そして、ナスにも大事件が起きました。

ナスは長ナスと皮が薄いナスとやらを育てていたのですが、その長ナスとんでもないことが起きたのです。

長ナス
長いにも程があります。

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この長ナスにいったい何が起こったかと言うと・・・。

・・・いや。
私の拙い文章よりも写真を見てもらった方が早いでしょう。

まぁ、見てくださいよアニキ。

■長ナスの根本から気色の悪い緑の茎が伸びだし・・・。

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いいですか。
なんとですね・・・。

■なんと長ナスに丸ナスが実ったのです!

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恐い!
なにそれ!
 

だくだくと大量の汗を噴出させながらも、新種のナスを育ててしまった重大な責任を感じ、この長ナスwith丸ナスのネーミング”ヒョードー”としようと逆に冷静になりながら考えていました。

 

それにしても。
それにしてもいったい何なのでしょうか。
何故、長ナスから丸ナスが実るのでしょう。

私には、生まれながらにして長ナスから丸ナスを生み出すという特殊な力が備わっていたのでしょうか。

人間は脳のごく一部しか使っておらず、まだまだ未知の力があると言われています。

近い将来、人間は各々その未知の力を開花させ、様々な能力を獲得するかもしれません。

ある人は、空を飛んだり、透明になったりするでしょう。

更には、時空を超えて過去や未来を行き来し、災厄や疫病から人々を守るかもしれません。

 

そんな新能力全盛の最中に自己紹介で、
「私の能力は、長ナスから丸ナスを実らせることです」
などとどうして言えるでしょうか。

失笑で済むならまだ良い方でしょう。

きっとイジメられます。

長ナスwith丸ナス”ヒョードー”などと、いい気になって名付けたことが心底悔やまれます。

 

このままでは、私の残り30年ほどの人生はどうなってしまうのでしょうか。

絶望感に打ち震えながら、念のためネットで検索してみました。

 

・・・!

 

なんとこれは突然目覚めた私の特殊能力ではなく、接ぎ木というものであるというではありませんか。

知ってます?
接ぎ木。

これは、なんと別々の品種の苗同士をくっつけてしまうそうです。

なんだそれ!!

 

接ぎ木をすると、連作障害や病害虫に強い苗になるそうです。

ということは、これは私の特殊能力でもなく、新種”ヒョードー”でもなく、台木(丸ナス)の芽かきをしなかった、ただの私の怠慢の結果であったのです。

 

ふう・・・。
危ないところでした。

もう少しで新聞社に
「新種ナス”ヒョードー”を発見しました。
取材に来てください」
と電話するところでした。

 

それにしても世の中にはまだまだ知らないことや驚くことがたくさんありますね。

夏野菜もそろそろ終わりです。

 

ではまた。

 

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はじめての家庭菜園 -トマト救助作戦ー

ご無沙汰しております。
先輩、元気っすか。

引き続き畑のことを書きますね(しつこい)。 

 

■前回のカメムシとへのリベンジ戦。

 

shimanamihyodo.hatenablog.com

 

当初あまりにすぐにトマトの苗がしなしなになっていくので、トマトと前世で何かあったのではないか、と懊悩していたのですが、やっと最近になって実が生り、赤く色づきだしてきました。

 

分けていただいたトマトのわき芽を何度か植え直して、毎日水をやり、ようやく育ってきたのです。

え?
わき芽?
先輩、わき芽っすよ、わき芽。
知らないんすか?
もう。

わき芽は、”わきめ”って読んでくださいね。

 

 ■これ ☟

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この絵のように、幹と太めの枝の間に生える細めの枝のことだそうです。

これを放っておくとぐびぐび伸びていき、上や横に伸びまくるそうです。

で、この伸びていくわき芽に養分が取られて、実が大きく成長しなくなるそうですよ。

へぇー(古い)。

 

で、このわき芽を千切ることを”わき芽かき”というそうです。

奥さん、当然私もね、まったくこんなこと存じませんでしたよ。

 

そもそもどれがわき芽なのかもイマイチ良く分からないのですが、この千切ったわき芽を畑に植え直することで、新たなトマトの幹として育つそうです。

 

ってことはですよ。

上手くいくとわき芽を千切っては植え、千切っては植えと繰り返していくと、まるでコロナのようにトマトは増え続けることができるのです。

恐ろしいですね。

 

ところが、いざ私がこのわき芽を育てようとすると、何故か上手くいきませんでした。

■植えてもすぐにしなしなになるトマト。

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■せっかく花が咲くまで成長したというのに突如やる気をなくして、萎れていくトマト。
いったい彼に何があったのか。 f:id:enko_hyodo:20200811165722j:plain

それでも根気よく何度か植え直して、ようやく成長しだすトマトもちらほら出てきました。

正直、これまでの経緯からトマトとはきっと上手くいかないだろうと諦めながら、枝豆に蠢くカメムシとの狂乱の日々を過ごしていたのですが、気づいたらトマト達がとんでもないことになっていたのです。

 

前述のように正直どれがわき芽なのかイマイチよく分からなかったので、トマトには水だけ適当にあげて、あまりわき芽かきをせずにいました。

その報いがこの結果です。

 

カオス
もはやトマトなのか雑草なのか判別がつきません。
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気づいたら密林のようになり、茎や葉が生い茂っているので、至るところに蜘蛛が巣を張り巡らし地獄のような有様になっていました。

 

あまりのことに凄まじい絶望感に苛まれましたが、梅雨もあけて連日30℃越えの猛暑というか激暑の中、 私はこれまでおざなりにしていたトマトちゃん達への贖罪もあり、トマト救助作戦を敢行。

 

考えに考えた、誰も思いつかないような頭脳的な作戦はこの通り。

①支柱を立てて、縦横無尽に伸びた枝を括り付ける

②まだ成長しきっていないわき芽を千切る

③とにかく勇気をもって蜘蛛の巣は払いのける

完璧です(普通)。

 

とにかくめちゃくちゃ暑いので、短時間で作戦を完了させなくてはなりません。

ヒアウィーゴー!

 

ということで、まずは地を這うように伸びた枝や隣のナスの陣地にまで侵略しようと伸びている枝を適当に支柱に括り付けていきます。

 

が、ここで事件が。

横に伸びたトマトの枝を上に向けた途端、ポキッと折れやがったのです。

なんと脆い・・・。

父さんはこんなに弱い子に育てた覚えはないよ。

右手の中で黄色いかわいい花までつけた無残に折れたトマトの枝を見ながら、しばし呆然とします。

もう少しで、この子も赤いかわいいトマトを鈴なりに実らす筈だったのに。

なんということか・・・。

 

しかし、ここで立ち止まる訳にはいきません。

助けを待っているトマトはまだまだいるのです。

そもそも誰が父さんや。

 

千切れたトマトの枝を泣きながらかなぐり捨て、ぶっ立てた支柱にトマトの茎達を括り付けていきます。

もちろん老眼真っ盛りのため、蜘蛛の巣に気づかず顔から突っ込んでいき、その度に悲鳴を上げ、失禁しそうになります。

それでも負けずに雄たけびを上げながら、わき芽を見つけてはぶっ千切り、放り捨てます。

 

あまりの残虐な行為にトマトが、「やめてよ!」「痛いよ父さん!」と泣き叫びます。

しかし、これらはすべて君たちの為なのです。

私も涙と汗を流しながらわき芽を千切り、時に枝ごと千切り、トマト達の阿鼻叫喚の中ようやく作戦完了

そこら中に引きちぎられたわき芽の残骸を後にし、汗だくで帰りました。

 

熱中症になりかけながらもトマトのわき芽かきを行い、その後無事にトマトは収穫できています。
その他の野菜達も元気に育っております。
ちなみに兄さん、真ん中のは人形焼きではなくてピーマンですよ。

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 貴兄らもトマトを栽培する際は、早めに支柱に括り付けて、わき芽は小まめに千切ってくださいね。

 

ではまた。

 

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