初めての家庭菜園 -土起こしー
■都会から島へ
どうも。
ときどきサランラップを二度三度と使いまわすことがあるほどセコいヒョードーです。
東京から今治の大島に来てから2ヵ月ほど経ちました。
生活はかなりというかめちゃくちゃ変わったので、色々と大変なこともありますが、そんなに違和感なく過ごせています。
■東京に住んでいた時の部屋の玄関からの眺め。
冬は富士山も見えます。
デビルマンのエンディングを思い出しますね。
え? 知らない?
知らない方はYouTubeで”デビルマン エンディング”で検索してください。
■部屋からの眺めも綺麗でした。
夜は窓が新宿方面だったので、かなり明るかったです。
今は夜に外に出ると街灯すらほぼ無く、漆黒の闇ですが、晴れていると星が綺麗です。
どちらも住めば都で一長一短ですが、住むところがどうというより、誰と何をして過ごすかが大事なのだなぁと感じます。
とはいえ、もともとこちらに知り合いはいない状態で来ているので、基本いつも一人で過ごしているのですが。
すみません。
ちょっと泣いてきます。
…失礼しました。
もう大丈夫です。
■初体験
今治に来て、東京に居た時には体験できなかったこともいろいろあります。
先日は新人の地域おこし協力隊としてラジオに出演してきました。
公共の電波で、訳の分からない48歳の小太り中年の話を聴かされた今治市民の皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今治市民の皆さまの「知らんがな」という声が聞こえてきそうですが、気づかないフリをして最後まで白目を剥きながらも自分のことを話しました。
■格好をつけてヘッドホンをつけていますが、ここだけの話、実際の収録時はこんなの使ってません。
写真用に着用させていただきました。
で、今治の大島に来て驚いたのが、スーパーに農家の方の持ち込みコーナーがあり、野菜が安いことです。
旬の野菜が安く売っているので助かります。
マジで。
新玉ねぎは二日に一回は食べているので、48年間の人生で恐らく一番血液がサラサラになっているのではないかと思います。
■スナップエンドウ70円也。安い。
■先日はグリーンピースが100円だったので豆ごはんにしてみました。
写真は炊きあがって混ぜる前ですね。
美味いのですが、塩をちょっと入れているので一緒に食べるおかずが難しいです。
■やってみたいリスト第二弾
以前ブログにて、今治に来てやってみたいリストを書きました。
- 料理
- 家庭菜園
- 釣り
■以前書いたのは、筍との死闘の回ですね。
で、今回は家庭菜園にチャレンジです。
とはいえ、現在住んでいるところに庭なんてないので、自転車で8分くらいのところにある畑の使っていない一部を少しお借りしています。
これを家庭菜園と言っていいのか、若干疑問ですが、まぁ良いでしょう。
「え? ヒョードーって格好いいだけでなく野菜も作れるの!? 超ステキ!」
と思った方がほとんどだと思いますが、私はですね、なんと野菜作りどころか土も碌に触ったこともないのですよ。
当然ながら虫も恐いです。
ダンゴムシの大群ごときで恐怖に慄いて、毎朝失禁しながら排除している私が果たしてウニョウニョと土から這い出てくる蟲共に冷静でいられるのでしょうか。
正直不安しかありませんが、やってみようではありませんか。
行動には成功か大成功しかないそうです。
■ちなみに今もまだダンゴムシの行進は続いています。
サイコーですね。
■畑に到着。
とてつもなく荒れていて、「こんなの無理だぜー!」とかブログで書きたいところですが、ちょっと荒れているだけ。
何だか残念。
■実戦
とにかくまずはカチカチに固まった土を耕すことから始めます。
「オラオラオラオラオラーッ!」
と心の中で叫びながらジョレンとかいう鍬を狂ったように振り下ろして土を耕していきます。
あかん。
想定の3倍の早さで腰に激痛が走りだしました。
少し耕しては休憩をするというシャア並みの早さでやってきたガラスの腰痛をごまかしながら何とか土を耕し続けます。
私のパリパリの亀田のえび薄焼きみたいな腰がダメになるのが先か、土を耕し切るのが先か、勝負です。
敵はカチコチに固まった土だけではありません。
雑草です。
雑草。
クソッ!
草め!
あんなに深くまで根を張る必要がありますか。
否!
そんな必要はない!
根め!
■腰痛だけではなく、普段の運動不足が祟ってあっという間に疲れが押し寄せてきます。
それでも汗だくになりながらも何とか耕しきりました。
やったぜオレ!
48年間で何ひとつ達成できたことなんてなかった私ですが、最後まで耕すことができました。
私を支えてくれたすべての方々に感謝です。
ありがとう、みんな!
その後、
「草が生えてても、手押しの耕運機で簡単に耕せるんだよ」
と教えてもらい卒倒しました。
つづきます。