【危険】エコバッグとクロスバイク
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レジ袋が有料化になりましたね。
レジ袋がないとやっぱり不便ですが、「環境のため」って言われたら、言い返せないですね。
正論は強い。
ということで、私もさっそくダイソーで100円ではない150円のエコバッグを購入。
なぜこのショボいバッグが100円ではなく150円設定なのかは謎です。
ということで、先日私も遂にエコバッグデビューを果たしました。
ドキドキしますね。
その日は最寄りのローソンで、キャベツのミックスサラダ(カットしてくれているやつね)×2と10個入りの卵1パックを購入。
店員のおねえさんが、
「レジ袋は要りますか?」
と訊いてくるので、低めのシブい声で、
「いいえ、結構です」
と格好良く応えて、お金を支払いました。
ところで、コンビニってこれまで、店員さんが購入した品物を袋に入れてくれていたじゃないですか。
でもエコバッグになったら、品物をバッグに入れるタイミングって激ムズじゃないですか?
完全にお金を払い終わらないとバッグに入れる訳にもいかないので、お釣りをもらってから入れなければいけません。
しかしコンビニには、スーパーみたいに買い物カゴから袋に詰め替える場所がないのですよ。
もたもたしていると後ろに並んでいる人のプレッシャーが凄まじいのです。
しかも私の場合、エコバッグは背負っているリュックに入っているので、これまでの習慣でお金を支払ってボーとしていると、私のバッグ入れ待ちという不思議な間が生まれるのです。
あまりにプレッシャーがキツいときは、購入した品物を手で抱えてその場から逃げ出します。
なかなか難しいですね。
貴兄らは上手くエコバッグ生活を送っているのでしょうか。
で、何の話でしたっけ?
えーと。
そうそう。
とにかくローソンでサラダと卵を購入したのです。
その日も颯爽とクロスバイクに跨り、家へ帰ります。
クロスバイクなのでカゴなんてついていません。
ですので、エコバッグはハンドルを握る私の左手首あたりにかかっています。
軽快に美しい夕暮れ時の島を走り、5分ほどで自宅付近に到着。
そこを右に曲がれば自転車置き場です。
その時、事件は起きました。
グシャッと何とも耳に心地よい音が聞こえたと思った途端、自転車が前に進まなくなったのです。
いったい何事かと見てみると、あろうことかエコバッグがタイヤに巻き込まれているではありませんか。
「なんでや!」
と大阪弁でエコバッグにツッコミながら、巻き込まれたタイヤから無理やり引き出したのですが、理由は自明でした。
なんということでしょう。
エコバックの肩ヒモは、レジ袋よりも遥かに長かったのです。
当然と言えば当然の結果なのですが、家に着くまで何度かあるカーブは奇跡的にタイヤに巻き込まれずに帰って来たというのに、最後の最後でこのようなことになるとは。
買ったばかりの卵のあっけない最後に憤怒のあまり真っ赤な顔をして、思わず叫びそうになりましたが、ギリ思いとどまりました。
東京からやってきた得体のしれない中年男性が、自宅の前で卵の汁を滴らせながら雄たけびをあげていたら、近隣の方は凄まじい恐怖でしょう。
自転車を停め、ギリギリと下唇を噛み口から血を滴らせ、バッグからは生卵の汁を滴らせながら家に帰りました。
買ったばかりのエコバッグが生卵くさいにおいを発しています。
エコバッグごと捨ててやろうかと思いましたが、生粋のケチの私としては、購入したばかりのエコバッグを捨てるのはあまりに口惜しい。
仕方ない。
今回だけこの肩ヒモが長めの憎きエコバッグを許すことにして、洗って再利用することにしました。
■なんとも物悲しい写真です。
しかし、なんと驚いたことに卵はひとつだけ割れずに生き残っていました。
素晴らしいですね。
■どうしたらいいか分からず、とりあえずエコバッグをひっくり返し、キッチンシンクに流してみました。
卵もよもや買われた途端に殻ごと破壊され、捨てられるとは思いもよらなかったことでしょう。
すまんかった。
卵ラブの私としては、この日どうしても卵を食べたかったので、エコバッグを洗った後、また自転車でローソンまで買いに戻りました。
店員さんは、立て続けに卵を買いに来た私のことを無類の卵好きとして記憶したことでしょう。
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