脱 コロナ太り -前編ー
コロナ太りなどという言葉がありますが、先輩はいかがっすか。
世の流れがデブに傾いているので、あまり目立ちませんが、私も着実に体重が増えています。
以前は週に3~4日はグラバカジムで格闘技の練習をしていたのですが、今治の大島に来てからすっかりそれもなくなり、ただただ大量のカロリーを摂取するだけになっています。
そういえば、大島に来てからも趣味を訊かれると、
「格闘技です♡」
とかわいい笑顔で答えるのですが、まぁ、なかなか伝わりません。
「え? 格闘技? 恐い!」
「いや、恐くないですよー。 ほら僕なんてぜんぜん恐くないですよね?」
「違う意味で恐いです」
「え…?」
「で、格闘技って、何するの?」
「えーと…。 グラップリングっていうんですけど。
寝技っていうか、その…レスリングに柔道の寝技を足したような…」
「はー? ごめん、ぜんぜん分からない」
「あーですよね。 あ、でも打撃もしますよ」
「ヤダ! やっぱり恐い!」
「いや、思いっきり叩いたりしませんよ。 ほとんど当てないくらいです」
「なにそれ、格闘技なの?」
「いやー…」
これはまぁ東京にいた時からだいたいこんな感じだったのですが、自分の趣味を上手く説明できないのはまぁまぁ切ないです。
余談ですが、ケガをして病院に行くと説明がまぁ難しいのです。
「どうしましたか?」
「はい! オモプラッタ(技の名前)を極められて肩を痛めました!」
「…キミはいったい何を言っているのかね」
といった残念な感じになるのです。
とにかく格闘技というのは、あまりウケは良くないようです。
野蛮なイメージなのでしょうか。
しかし私に言わせれば、サッカーや野球とかの方がよっぽど危ないと思うのですが、いかがでしょう。
野球なんてあんな硬くて小さい球がすごいスピードで飛んでくるし、サッカーなんて金属の付いた靴でスライディングしてくるのですよ。
ラグビーなんてのも後ろからタックルされるみたいですし。
格闘技なんて、タックルされてもほぼ前からしかないですよ。
格闘技で後ろなんて向いていたら、それはソイツが狂ってるか試合を放棄しているだけです。
そういえば、グラバカのオービス・スズキ氏が、私のグラバカ最終日の丸先生とのラストスパーリングを撮影してくれていたので、丸先生には無断で貼り付けてみますね。
これは前述の打撃なしのグラップリングのスパーリングです。
確かこの動画の前週に丸先生に一本取られていたので、リベンジ戦でもあります。
■2020.3 丸先生とのスパー。
とてつもなく見づらいのですが、苦情はオービス・スズキ氏へお願いします。
ヒョードー グラバカラストスパー〈 ヒョードーvs.丸先生 〉
いかがでしょう。
さっぱり分からないでしょう。
たださっぱり分からないでしょうが、中年男性二人がキャッキャッいいながら、なんとなーく楽しそうなのは伝わったでしょうか。
え? それも分からない?
そもそも動画なんてスルーして観てもいない?
あ、そう。
何よもう。
ということで、そろそろコロナ自粛も解除されてつつあるので、私も格闘技を再開することにしました。
イェーイ!
ではまた。