初・高知上陸 ーヒョードー・グラップリングクラスー
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「趣味は何か?」
と訊かれたら、やっぱり
「格闘技です」
と答えます。
2004年の10月からグラバカジムに通いだしたので、16年ほど続けていることになりますね。
何度か転職をしているのですが、どの職場よりもグラバカジムに通った年数の方が長いという何だか残念な感じです。
で、グラバカジム時代に”ベストコンディション牛窓”さんという怪しい名前の方と出会ったのですが、先日10数年ぶりに再会を果たしました。
■ちなみに”ベストコンディション牛窓”というのはリングネームで、命名者は<湘南魂>主催のKEI山宮氏。
例え熱があったり、骨が折れている状態で戦ったとしても、
「私、今日コンディションが悪いのです」
とは決して言えない、とてつもなく自分に厳しいリングネーム。
あ、他に”コミュニケーション牛窓”というリングネームでも出場していましたね。
とりあえず適当につけた感が満載ですね。
で、そのベストコンディション牛窓さんなのですが、グラバカジムを退会した後、リバーサルジム新宿Me,Weにて柔術を始めて、その後地元の高知に戻られていました。
そして、なんとその高知で自身で柔術チームを作り、頑張られているとのことでした。
ということで前置きが長くなりましたが、図らずも隣県に住むこととなったベストコンディション牛窓氏より、ラブコールを受け、先日遂に高知まで行ってきたという次第です。
そのうち買うつもりなのですが、現在は車を所有していないので、高知へ行くのもひと苦労です。
■ルートはこんな感じ。
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①自転車
自宅→最寄りの大島のバス停。
②バス
大島→今治駅(およそ一時間に1本。乗り遅れたら地獄)
③電車(JR)
今治駅→松山駅(なんと私3ヵ月半振りに電車に乗りました)
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遠い。
あまりにも遠い。
そして、②のバスから③の電車の乗り継ぎ時間は、たったの5分。
しかし、一本前のバスだと1時間前となり、さすがに時間を潰すのも大変なので、男ヒョードーとしては、この5分間にすべてを賭けました。
果たして無事に高知まで着くことができるのでしょうか。
とはいえ、5分もあるのです。
バスは今治駅前に到着するので、普通に考えれば焦ることなく電車に乗れます。
少しだけドキドキしながらバスに揺られていたのですが、案の定ジワリジワリと遅れていきます。
しかしいよいよバスは今治駅のひとつ前の停留所の病院前に到着。
「何とか間に合うか…」
とひと息ついた時、我が目を疑う光景に全身から大量の汗が吹き出しました。
なんと、こともあろうに子供連れのお母さんが、バスが止まってから呑気に両替を始めたではありませんか。
「先に両替くらいしとけよ!」
と心の中で絶叫し、目が飛び出るほどお母さんと時計を凝視し、およそ2分遅れでバスは出発。
もちろん今治駅に着いたのは2~3分遅れ。
当然タイムリミットもおよそ2分30秒ほど。
久しぶりに狂ったようにダッシュをし、凄まじい速さで切符を購入し(たぶんSUICAは使えない)、ホームへ向けて階段を駆け上がります。
ところが!
ツイていない時はとにかくツイていないのですよ、奥さん。
3ヵ月半振りの電車であり、普段全く利用していない今治駅という状況で、なんと駆け上がったのは反対のホーム。
万事休すか。
しかし、最後まで諦めなかった私は素晴らしい。
48歳には若干恐怖の二段飛ばしで階段を走り抜け、なんとギリギリ松山行きの電車に乗れたのです。
セーフ。
どれ程、普段の行いが良いのでしょうか。
しかし、これ程までに苦労をして乗った電車は、ここ数日の集中豪雨でダイヤは乱れ、たっぷり20分ほど遅れて松山駅に到着。
やれやれ。
そんなこんなで、およそ5時間半かけてようやく高知駅に到着しました。
なぜこんなに時間がかかるのかと地図を見てみると、とんでもない事実が発覚。
■仕方がないとはいえ、わざわざ松山まで行って、なんと引き返していたのです。
高知駅では、ベストコンディション牛窓氏が、ベストコンディションで迎えに来てくれていました。
■高知駅前にて撮影。
左から武市半平太先生、坂本龍馬先生、中岡慎太郎先生。
幕末好きとしては、ちょっとテンションが上がります。
が、板垣退助や後藤象二郎ではなく、武市半平太なのですね。
坂本龍馬ゆかりの人物ということで選ばれたのでしょうか。
なるほど。
今回の高知遠征は、久しぶりにベストコンディション牛窓氏に会うことと、BC牛窓氏が主宰の柔術チーム”モノリス”にてグラップリングの特別クラスを行うためなのです。
この日のメニューはこちら。
①三角絞めという基本の技とそこからの応用技各種
②そしてリクエストがあった足関節
私的にはかなり使える技のはず。
■三角絞めのポイント。
■意外と分かってない人は多いのです。
■柔術でも使いやすいように数パターンのアキレス腱固めを中心に説明。
■エメリヤーエンコ・ヒョードークラスということで、偉そうにレクチャーしてきました。
実力はなくても16年間、組技や柔術の日本のトップ選手に教わって来たので知識は多少はあります。
それにしてもモノリスの方々は、突然やって来て偉そうに講釈を垂れる、およそスポーツマンに見えない初老の小太り男性をいったいどのような気持ちで迎えてくれたのでしょうか。
技をお伝えしている間はまだ良いのです。
当然ながらこの後はスパーリングとなります。
顔は笑顔をキープしつつ、背中を汗が滴り落ちます。
だってそうでしょう。
皆さんの前で、偉そうに技について話したりした手前、簡単に一本を取られる訳にはいかないではないですか。
しかも。
インストラクターが、死に物狂いで必死にスパーリングをするのも相当格好が悪い。
しかし。
インストラクターが、激弱では更に格好が悪い。
私に課せられた条件は、
・決して一本を取られてはいけない。
・しかし、必死になりすぎてもいけない。
■この相反する条件のもと、スパーリングにも参加させていただきました。
私の武器は、すっかり増加した体重だけです。
デブ臭を巻き散らせながら頑張りました。
それにしても体重は増えましたが、体力は激減しました。
■皆さん、良い方ばかりでした。
ありがとうございました。
■ベストコンディション牛窓氏と。
10年ぶりくらいに邂逅し、以前と変わらず一緒に練習できるとは、格闘技ってやっぱり素晴らしいですね。
大島でもやりたいなぁ・・・。
次回、48歳初老の加齢と肥満と戦う姿をお届け予定。
ではまた。
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