大島キックフィットネス ー前夜ー
■大量購入
さて。
いよいよ総額およそ27万円(保険やら消毒液やらで2万円ほど前回より増えました)の大事業である
<しまなみ海道今治の大島でキックフィットネスサークル始めましょうよプロジェクト>
が明日10/8からスタートとなりました!
イエーーーイ!!
ゴーゴーゴーッ!!
ニャーーーーッ!!
ワンワンワンワンッ!!
・・・・・・・・・・・・。
・・・ハァハァ。
・・・失礼しました。
地域おこし協力隊の給与を遥かに凌ぐ巨額を投じたせいでテンションがおかしくなってしまいました。
49歳だというのに。
やーねぇ、もう(まだおかしい)。
ということで、狂ったように大量購入したグローブやミットやらがどんどん我が家にやって来ます。
■連日、我が家に新しい仲間が運び込まれます。
ミットとかはとりあえず安いのを買ったので、すぐボロボロになるのかなぁと思うと気が遠くなりますが、それはそれでメンバーが居て、しっかり練習しているってことなのでまぁいいかとも感じます。
複雑ですね。
配達のお兄さんが連日我が家にやって来るのですが、気のせいか日を追うごとに私に優しく接してくれているような気がします。
島でひとりで暮らすアラフィフのこの中年男性は、きっと孤独とストレスで頭がおかしくなったのだろうと気の毒に思ったのでしょう。
気を使わせてすみませんでした。
ありがとうございます。
私は大丈夫です(たぶん)。
■ジョイントマット地獄
そんな中、遂に最後の大物が我が家にやって来ました。
前回お伝えした30枚の極厚4cmのジョイントマット様です。
■なんと配達員2人がかりで我が家に運び込まれました。
凄まじい存在感で玄関周りを占拠する13万5千円のジョイントマット様を前に、ひれ伏して崇め奉りそうになりましたが、自分ビンタを8往復くらい喰らわして正気を保ち、開梱作業に取り掛かりました。
まぁ、これがですね。
貴兄らの想像の6倍くらい大変でしたよ。
まずこの段ボール一つひとつが重いのですよ。
まぁ重い。
デカくて重い。
バリバリと段ボールを引っぺがすと、今度は厳重にビニールで一枚一枚包んでやがるのです。
”絶望”
という文字が、眉間辺りにビカビカと点滅します。
いや、もちろんしっかりと梱包されているのはありがたいのですが、剥がす方の身になって貰いたい。
優しさとは相手のことを思うことから始まるのではないでしょうか。
貴兄らもジョイントマットを30枚買った際は、必ず2人以上で開梱作業を行うことをおススメします。
これは絶対です。
ご近所やご友人や貴方の愛する人が、ジョイントマット30枚をたった1人で開梱しようとしていたら泣き叫んで止めてあげてください。
■サウナかと思うくらい、だくだくと汗をかきながらカッターとハサミを駆使し、ようやく30枚のジョイントマット様がお姿を現しになられました。
しかし、地獄はまだ始まったばかりだったのです。
”ジョイントマット”の名の通り、このマットは繋いで使うものなのです。
先の写真からは分かりづらいですが、縁を取って四辺を凹凸状態にしなくてはならないのです。
え?
良く分からない?
イメージ的には、パンの耳を取っていくような作業をするのです。
■こんな感じです。
パンの耳の例えがイマイチ?
あ、そう。
兄さん、これがですね。
まぁ大変なのですよ。
このパンの耳にあたる縁がですね、がっちり食い込んでいるので外すのが凄まじく大変なのです。
まぁ、簡単に取れても困るのですが、30枚の四辺を外していくのです。
掛けると30枚分×4辺で120辺になるます。
120って!
よもや13万5千円も支払って、このような苦行が待ち構えているとは誰が想像できるでしょうか。
小太りらしく大量の汗を巻き散らし、ハァハァぶぅぶぅ言いながらようやくすべての縁を外してやりました。
やったよ父さん。
■大量の縁のおぞましさよ。
そしてこの何かのオブジェのような縁をゴミ袋に入れるいう第三段階目の地獄がやってきました。
今治市のゴミ捨てをググると50cm以下にして捨てなくてはならないようです。
あぁ、何ということでしょう。
絶望で家出してやろうかと思いましたが、もちろん行くところなんてないので、気を取り直してチョキチョキと切り刻んでいきます。
「痛いッ! やめてよ!!」
というジョイントマットの縁ちゃんの悲鳴の幻聴が聞こえだした頃にようやく完了し、心を無にしてゴミ袋に押し込んでやりました。
あぁ疲れた。
という感じで、ようやく備品関係はすべて揃いました。
もちろん購入した数量なんかは適当に買っているので、足らなかったら買い足さなくてはなりません。
やれやれ。
■広報活動
もちろん備品を買い揃えても誰も来てくれなかったら、まったく意味がありません。
それでは、ただのグローブ&ジョイントマットマニアです。
ということで、広報作戦はこんな感じです。
----------------
①ブログ
②インスタグラム
③ホームページ
④フライヤー
⑤ラジオ
----------------
①ブログ
コレですコレ。
貴女が読んでくれているこのブログです。
とはいえ、実はこんなブログが今治の皆さま方の目に触れると
「今度の協力隊のヒョードーは、どうやら頭がおかしい」
とバレてしまうので、島の皆さまには
「ボク、ブログなんてやってますねん」
などと、あまり大々的にはアピールしていないのですよ。
「じゃあ書くなよ」
と言われると、言い返す術もありません。
とりあえずちょこっと更新してみましたが、よく分かりません。
恐らくあまり広報としては役に立っていないと思われます。
誰か効果的な使い方を教えてください。
仕方なく独自ドメインまで取得して、コツコツと作りました。
見てね♡
④フライヤー
これもコツコツと作成しました。
■表
■裏
■そしてこれも地域活性化の一環ということで、お願いして広報誌に挟み込んでいただきました。
感謝。
⑤ラジオ
これはまだ先なのですが、一ヵ月に一度ちょびっとだけ今治のFMラジオに出させていただいているので、その時お話し(PR)する予定です。
結局、ほぼアナログに頼るというアラフィフの悲哀が滲み出ますが、とりあえずいろいろとやってみました。
キックやグラップリングに限らず、普段運動していない人が運動を始めるきっかけになったり、格闘技が好きになったり、新しい趣味になったりしたら嬉しいなぁ。
そしてたくさんの人に来てほしいなぁ。
そんなこんなで、いろいろ運動グッズ的なものを検索したり買いまくっていたら、遂にFacebookのAmazonの広告で、
「跳び箱はいかがですか」
と勧められました。
■スクショ
誰が買うねん。
ではまた。
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大島キックフィットネス -きっかけと準備ー
■面接での話
いよいよ大島キックフィットネスの初日が迫ってきました。
前回も書いたように私はプロ選手ではありませんので、あまり専門的にならずに、まぁ楽しくできればいいかなぁと思っています。
実は地域おこし協力隊に応募した時から、もし着任が決まったら島で格闘技サークルをやりたいなぁと思っていました。
で、地域おこし協力隊の面接に行った際にその旨を面接官の方にも話したのですが、
「何か実績あるの?」
と訊かれ、よもや
「しょ、湘南魂連続出場です!
あ、あとですねっ!
長渕宮川チャンピオンのっ!
入場パフォーマンスの総合演出と他の試合の野次係でした!」
と言っても相手がパニクるだけなので、アマチュアの試合にいろいろと出たことがある旨を伝えました。
もちろん柔術紫帯という一般的には何ともよく分からない帯色を言われても相手は困惑するだけなので、特には言いません。
当然ながらその面接官からは、
「それで人が集まるかなぁ」
といったことを言われました。
この面接官がとても感じが悪かったってことはさておき、まぁ当たり前と言えば当たり前の反応です。
なぜなら小太りのアラフィフの中年男性が
「ボク、島で格闘技サークルを作りたいですぅ」
などと言われても、
「コイツ大丈夫か?」
と思うのは当然です。
私でも思います。
そんなこともあり、大島で格闘技サークルをしたいなぁと思っていたのですが、なかなか実行できずにいたのです。
まぁコロナ禍ってこともあるのですけどね。
■禍
ところでコロナ禍の”禍”って、いつのまにかもう普通にデフォルトでコロナに付ける感じになってますね。
特に誰も疑問を呈さないのが不思議ですが、皆さんすんなり”禍”を受け入れているのですね。
なんとなーく意味は伝わるのですが、明確にこれって説明できないので私調べましたよ、奥さん。
「禍」・・・よろこばしくない事柄。不幸をひきおこす原因。災難。
と出てきます。
”禍根”とかの熟語に使われますね。
なるほど。
ということは、例えばこれからインフルエンザ禍とか中年太り禍とか老化禍などという使われ方が流行ることになるでしょう。
予言が的中したら、皆さんSNSやら町でビラを配るなどして、私が予言を見事的中させたことをアピールしてくださいね。
もちろん全然流行らなかった時はキレイさっぱり忘れてくださいね。
・・・すみません、あの、何の話でしたっけ?
私の髪に最近白髪が増えてきた話でしたっけ?
晩ご飯に炭水化物を抜いてもぜんぜん痩せない話?
違う?
えーと・・・、あ、格闘技サークルの話です、格闘技サークル。
■超出費
ということで、出鼻をくじかれるというか、着任する前からネガティブなイメージを植え付けられたのですが、イケメンでポジティブの塊である私は勇気を持って一歩を踏み出した次第です。
まずは、開催する場所です。
これはとりあえず大島にある吉海B&G海洋センターという市が管轄の体育館を使わせていただくことにしました。
なぜ”とりあえず”なのかというと、残念ながら冷暖房の空調設備がないのですよ。
これは厳しい。
真冬と真夏は誰も練習に来てくれないのではないかと思うと夜も眠れません。
ですので、空調設備が使えて、安いところを探し中です。
大島の方で
「ここ使っていいよ!」
というステキな方がいらっしゃいましたらぜひご一報ください(切実)。
次は、グローブやミットなどの備品です。
「キックボクシングのサークル始めるから来てくださいねー♪」
と言っても、キックなんてやったことないのにいきなり
「兄さん、グローブやレガース(脛当て)を買ってきましたぜ! さぁ練習しましょう! ゲヘゲヘ!」
なんて人は絶対に居ません。
これでは仲間は集まりません。
絶対に。
ということで私はね、奥さん。
準備しましたぜ。
全部。
超高かったぜ!
イェーイ!
買ったのは、グローブ・レガース・ミット・マススパーリング用グローブ。
更にこれらを子供用、女性用、男性用と買い揃えます。
スーパーで夕方に半額になった惣菜を心待ちにするような私ですが、ここまで来たらもう後には引けません。
更には!!
更に私は、今後キックだけでなくグラップリング(組技・寝技)や柔術もやるためにジョイントマットまでも買い揃えたのです。
これをですね、先輩。
なんと30枚です、30枚。
1枚4,500円ですから、えーと・・・その・・・んー・・・。
・・・。
135,000円です。
拾参萬伍仟円。
何その値段。
旅行行けるじゃないですか。
昨年取得したのにぜんぜん出来ていないスキューバダイビングも沖縄でできるじゃないですか。
あああああああああ。
ブルブルブルブルと震える指先でネットで購入ボタンにカーソルを合わせ、口から蟹のように泡を吹きながらポチッと押しました。
買っちまったよ、母さん。
そしてですね。
なんとですね。
グローブやらマットとかを合わせてですね。
最終的にですね。
驚かないでくださいよ。
なんと総額280,000円くらいかかりました。
この春に決死の思いで購入したGIANTの自転車を遥かに超える金額です。
沖縄どころか海外行けるやん。
姉さんあのね。
もう僕、失禁しそうです。
初老の私の膀胱はよく耐えたと思います。
ギャンブルをする人はこうして後に引けなくなるのかと想像しながらも、こうなったら前に進むしかありません。
誰もサークルに参加してくれなかったら、無意味なグローブやマットが部屋を占領し続けるという地獄が待っているのです。
フー。
ドキドキが止まりませんね。
続きます。
ではまた。
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一万円台のロボット掃除機について
今年の春に東京から愛媛県今治市の大島に引っ越しをしたのですが、その際にたくさんの買い物をしました。
今回は、その中で特に買って良かったと思うロボット掃除機について書こうと思います。
と、その前にですね、奥さん。
100円ショップで9,000円も支払ったことありますか?
私はあります。
ダイソーでですね、引越しを機にいろいろと買い直そうと思ったこともあり、思いつくままに買い物カゴに放り込んでいたら、気づいたら9,000円近く支払っていました。
恐ろしいですね。
もちろん100円ショップといえど、200円や300円の商品もあるのですが、とりあえず1商品100円とするならば、90個も買っていたのです。
店員さんも、私のことを相当クレイジーだと思ったことでしょう。
店員さんの
「何でもかんでも100円で済まそうとしてるんじゃないわよ!」
という心の声が私の心に突き刺さってきました。
たくさんのお金を支払っているのに恥ずかしくなるなんて、人間の心理って不思議ですね。
ところで、どうでもいい話なのですが、”ダイソー”って、”ダイ”にアクセントがくるのが正解だそうですよ。
”ダイソー”ではなくて、”ダイソー”
本当にどうでもいいですね。うん。
で、ダイソーはどうでも良くてですね。
掃除機ですよ、掃除機。
ロボット掃除機。
以前の職場で、ロボット掃除機の最大手だと思われるiRobotの”ルンバ”を使っていて、ロボット掃除機の便利さを思い知ったのですが、ルンバは恐らく安くて3~4万円で、高いのだと10万円近くもするのです。
当然ケチを身上としている私としては、そんな高い掃除機を買う訳にはいきません。
で、ネットで安くて良いものはないかと探して、購入に至ったのが、”SUNRIZE”なる聞いたこともないメーカーの掃除機だったのです。
SUNRIZEのロボット掃除機という、何だかガンダム好きとしては、ちょっとワクワクするというオマケつきです。
紹介しといて何ですが、残念ながらこの機種は今はもう販売はしていないようなのです。
ですが、これが思ったより素晴らしい商品だったのですよ。
もしも
「ロボット掃除機を買おうかなぁ」
と思っている方がいましたら、諸手を挙げてオススメします。
今は、安いロボット掃除機もたくさん出ていますからね。
しかも高いのなんて買わなくても、1万円台の物でもしっかりとキレイに掃除してくれます。
驚いたことに前職で使っていたiRobotのルンバよりも、SUNRIZEロボの方がぜんぜん静かなのです。
どうせそのうちバッテリーも寿命が来るので、高いのなんて買わなくても良いと思います。
で、このSUNRIZEのロボット掃除機の購入価格は、14,999円となかなかの安さです。
しかもなんとただの掃除だけでなく拭き掃除もできるというのです(使ってないけど)。
更にリモコンも付いているのですよ(使ってないけど)。
もちろん予約機能もバッチリです(使ってないけど)。
なんて素晴らしいのでしょう。
とまぁ、いろいろな機能があるのですが、何がステキっていうとですね。
話しかけてくれるのです。
彼は、ひとり暮らしの私に家で唯一話しかけてくれる優しい子なのです。
ウィンウィンと大きなモーター音がするなぁと思い、見に行くと
「ワタシヲ ショウガイブツノナイバショニ オイテクダサイ」
と必死にもがきながら、私に助けを求めているではありませんか。
慌てて何かに絡まったロボちゃんを助けるのですが、なんとお礼も言わずに掃除をまた始めるのです。
小憎たらしいところが、逆にカワイイですね。
更にはですね、台所で料理をしながらロボちゃんを稼働させていると100%足元にまとわりついてきます。
しかも何回も何回も私の元へやってくるのですよ。
「もう、ここばっかり掃除しなくていいよ」
とロボちゃんに話しかけるのですが、数分後にまたやってくるのです。
なんとカワイイのでしょうか。
愛しさがこみ上げてきます。
よもや幼少期の私は、49歳の大人にもなって、掃除機をカワイイと思うような大人になるとは思いもしなかったことでしょう。
未来は何が起こるか分かりませんね。
特に壁沿いなどの隅を丁寧に掃除してくれるのがステキですし、当然といえば当然なのですが、なんとしっかり段差を感知して、靴脱ぎ場に落ちたことも1度もありません。
そんないつも部屋をキレイにしてくれるロボですが、ふと見ると何とロボ自体にホコリがたまっているではありませんか。
「この子はこんなにもキレイにしてくれるのに、自分だけはキレイになることは出来ないんだね。
むしろ部屋をキレイにすればする程、自分が汚れるなんて」
私は泣きました。
なんと素晴らしいのでしょうか。
私はロボ掃除機になりたい。
いや、なりたくはないですが。
更にこの子はお茶目なところもあるのです。
さぁ部屋をキレイにしてもらおう、と充電器から持ち上げて床に置くとですね(充電器から離すと自動的に動き出します)、
「オソウジヲ カイシシマス」
と高らかに宣言したかと思うと、あろうことか一直線に充電器に戻り、
「ジュウデンヲ カイシシマス」
と言って、サボり出すことがあるのです。
「おい!」
こうして私は掃除機に鋭いツッコミを入れ、ステイホームの間でも鬱にならずに生きていけたのです。
ありがとうロボ。
ではまた。
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大島で格闘技フィットネス・サークルを作ろうと思った経緯について
■格闘技ジムに入会
32歳の時に総合格闘技のグラバカジムに入会しました。
はじめは本当にダイエットのために入ったのですが、小学生の頃からのプロレスファンでもあり、当時PRIDEという格闘技イベントが全盛期だったことも入会した理由のひとつです。
男なら誰でも、とは言いませんが、多くの男性は”強さ”に仄かに憧れがあるのではないでしょうか。
こっそり自分の部屋でシャドーボクシングをした経験がある男性は、恐らく6割はいるのではないかと推察します。
強くなれて、尚且つ痩せられるという誘惑は、格闘技ジムという恐ろしいイメージに競り勝ち、ドキドキしながら入会し、以後16年間もグラバカジムにお世話になることになったのです。
初めてグラバカジムで練習したことは今でも覚えています。
実は、小学生の頃に少しだけ空手を学んだことがあったので、キックボクシングクラスなら何とかなるのではないかと思い切って参加しました。
こっそり部屋でシャドーボクシングをやったこともありますしね。
が、当然ながら全く上手くできず、ジムの代表である菊田早苗さんにジムの片隅で基本のパンチやキックを教えて貰いました。
で、基本を少し教わった後、ジム生の方とマススパーリング(ほとんど打撃を当てない軽い打ち合い)をして、ボコボコにされました。
あ、ボコボコというのは実際に殴られた訳ではなくて、まったく何もできなかったという、あくまでも心のダメージです。
翌日、想像を絶する筋肉痛になったのですが、このままでは悔しいし、あまりにも簡単にやめるのも恥ずかしいので、まず3ヵ月はがんばって続けてみようと誓いました。
そんな中、以前にも少し書きましたが、同期のS君がまさかの下からの腕十字などという技を仕掛けてきたりして、このままでは負けてしまうと思い、まじめに練習をするようになった次第です。
ところで、貴兄らは格闘技ジムというものにどのようなイメージをお持ちでしょうか。
元々の私のイメージは、ヤンキーチックな血気盛んな若者やバキバキな体のマッチョが暴れまわる恐ろしいイメージを持っていました。
が、実際に通うようになると、意外とそうでもないのですよ。
前出のS君のようないじめられっ子風やお腹がダルダルの中年(私ね♡)や白髪交じりのおじさんまで、本当に多様な人が通っていました。
もちろん高校大学と柔道やレスリングをガチガチにやってきましたぜ、っていう人もいるのですが、これは実は少数派なのです。
■少数派である、日体大レスリング部出身のムキムキでクレイジーな西川”ヘレン”純矢氏。
いや、写真からも分かるように、もはやクレイジーという言葉では物足りないです。
常人の126倍声が大きく、
「ちょっと!耳元で大声出さないでよ!!」
と耳から大量の血を吹き出させながら振り向くと、29mほど離れていたところに何故か笑顔の彼がいました。
■同、”巨声”ヘレン氏。
昔ヘレン氏がパンクラスに出たときサムライTVで、「西川”ヘレン”純矢選手が~」と実況の人か解説の人だかが発言した時は、飛び上がりました。
何故なら名付け親は、私だからです。
そして、何故かグラバカジムには変なジム生の宝庫というか、変な人が集まる磁場があるのか、クレイジーな人ばかりがやってくるのです(マジで)。
前出の”巨声”西川”ヘレン”純矢氏も相当ヤバいと思った方も多いと思いますが、、クレイジーなグラバカジム生の中ではヘレン氏は
「普通よだね」
と思ってしまうくらいのクレイジーレベル(中)なのです。
理由を考えたのですが、もしかするとインストラクターをしているこの方々が原因なのではないかと推察。
■カート・アングル KEI山宮氏。
■グラバカのアイドル。
■始動
かようなクレイジーな方々と16年間も楽しく練習をしていたのですが、今年の3月から今治に来て、週3~4回の格闘技の練習が出来なくなってしまいました。
これはイカンです。
太るし、弱くなるし、そもそも健康にも良くないです。
このまま運動をやめて老化が加速する恐怖に耐えきれず、コロナが一瞬治まった頃にようやく今治の陸地部にある格闘技ジムのARMSさんにお世話になることになりました。
49歳になる初老の私を快く向かい入れていただき、週に一回楽しく練習をさせてもらっているのですが、いかんせん週に一回なのですよ。
理由は、単純明快です。
遠いのです。
■これ。
スクーターで45~50分の道のりはなかなか孤独で寂しく、何より飽きるのです。
もちろんジム帰りの来島海峡大橋で、大声で歌いながら帰るのですが、真っ暗ということも相まって寂しさに拍車をかけます。
これから秋 → 冬となると更に切ない行程となるでしょう。
ということで一大決心です。
遠いなら自分でやればいいのです。
大島で格闘技サークルを作ってみることにしました。
とはいえ、
「グラップリング、一緒にやりましょうよぉ~」
と言っても誰も近寄ってこないので、キックボクシングをフィットネス感覚でやれるサークルを始めてみます。
もちろん私はプロではないし、ぜんぜん強くないです。
プロではないのですが、グラバカ歴16年の間に本当に凄い方々に打撃や組技を教わってきました。
16年間、日本や世界で活躍した(している)トップ選手に教わった技は私の財産です。
果たして上手くできるか分かりませんが、まぁやってみようではありませんか。
もちろん、キックフィットネスから始めますが、ご要望があればグラップリングクラスもやりたいと思います。
っていうか、やりたいです。
っていうか、やります。
いずれ。
ということで、<大島キックフィットネス(仮)>を10月から今治大島のB&G海洋センターの体育館で始めます。
どうか温かい目で見守ってくださいね。
■木曜日クラス 毎週木曜日:18:30-20:30
■土曜日クラス 隔週土曜日:13:30-15:30
メンバー集まるかなぁ・・・。
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大阪出身のヒョードーが西日本限定インスタントラーメン(プラスα)をおススメ
私は大阪出身なのですが、28歳の時に東京へ引っ越しました。
気づけば、東京で20年間も過ごしていたので、すっかり誰が見ても都会人のイケメンとなりました。
そして、20年ぶりに西日本に生活圏を移したのですが、食べ物がいちいち懐かしいのですよ。
恐らく幼いころから食べていたという贔屓目もあり、過大評価をしているとは思うのですが、数十年ぶりに食べるものが美味くて仕方ありません。
お陰でもともと太っていたのに更にムチムチになってしまいました。
かわいらしいですね。
ということで。
今回は数十年ぶりに食べた懐かしい品々をご紹介。
ここだけの話、今回はただそれだけの内容です。
びっくりしました?
■ハウス<うまかっちゃん>
今回購入したのは、”からし高菜風味”。
かなり有名だとは思うのですが、西日本限定販売のようなので、東京ではなかなか見かけません。
ノーマルの<うまかっちゃん>も間違いなく美味いのですが、”からし高菜風味”もピリ辛でなかなか良いです。
というか、相当美味い。
恐らく日本では初めてのインスタントの豚骨ラーメンだと思います。
ラーメンといえば、<サッポロ一番>のみそ・塩・醤油しか知らなかった幼少期の私は、”豚骨”という、豚の骨から出汁を取るとう狂人の所業としか思えないラーメンに相当衝撃を受けたようで、こればっかり食べていた記憶があります。
これは、ナポリタンしか知らなかった青年期の私が、イタ飯(古い)ブームでスパゲティをパスタと呼び、ケチャップ味以外にもスパゲティに色々な味付けがあることを知ったのと同じくらいの衝撃でした。
・・・逆に分かりづらいでしょうか。
ちなみに<うまかっちゃん>は「おいしいんだよ」という意味だそうですよ。
■こちらは、ノーマルとからし高菜風味のセット。
ヤバい。
■次は<出前一丁>・・・ではなく、徳島製粉<金ちゃんラーメン>
凄まじいローカル臭がするこの<金ちゃんラーメン>ですが、正直めちゃくちゃ美味いです。
味はマイルドというか優しい醤油味で、麺はザ・インスタントラーメンといった感じ。
正直、私は普段醤油ラーメンはほぼ食べないのですが、金ちゃんラーメンと邂逅してからは、こればっかり食べています。
私の拙い表現では、上手く言い表せられないのがもどかしいのですが、何だかですね、妙に美味いのです。
いったい何が違うのでしょうか。
そしてね、奥さん。
味変として、半分くらい食べたらちょこっとゴマ油を垂らしてください。
激ヤバです。
マジ美味い。
もうね、窓を開けて
「美味ーい!」
って叫んじゃいますよ。
え? 叫ばない?
あ、そう。
まぁ、私も叫んでないですが。
■30食パック(笑)
余った分は、西日本出身者にプレゼントすると惚れられます。
■徳島製粉<金ちゃん徳島ラーメン>
そもそも<金ちゃんラーメン>は徳島製粉という徳島の会社が製造販売しているようなので、徳島製粉としては出さない訳にはいかない<金ちゃん徳島ラーメン>。
更にご当地感が増しますね。
パッケージから金ちゃんらしき青年は消えてますし。
名前だけ利用されたのですね、金ちゃん。
味は、ノーマル金ちゃんを少しこってりした醤油味。
こってりとはいえ、そんなにしつこくなく、これまた美味い。
美味いですが、ノーマル金ちゃんとは好みが分かれるところ。
個人的には、ノーマルに軍配。
■パッケージには「何回食べてもうまいんじょ!」と恐らく徳島弁(?)らしき方言で中毒性をアピール。
確かに何回食べても美味いです。
「わかったじょ!」と答えながら食べてください。
ところであくまでも個人的な意見なのですが、インスタントラーメンって、正直お店のラーメンより美味しくないですか?
やや、もちろんすべてのラーメンが、という訳ではないですよ。
さすがに
「お店のラーメンの方が美味しいに決まっているではないか」
という声もあろうかと思いますが、貴兄らも冷静になって考えてほしい。
店のラーメン > インスタントラーメン
と決めつけるのはいかがなものか。
何故なら、お店のラーメンはチェーン店でなければ、恐らく数十名程の舌で
「これは美味い」
と判断して販売しているかと推察します。
それに対して、インスタントラーメンは大企業の商品開発というプロフェッショナルな社員たちが何度も何度も試行錯誤して、厳しい社内の審査過程を通り過ぎ、ようやく販売されているのです。
プロが「これは美味いだろう」と作り、万人向けに販売しているのです。
こんなの美味いに決まっているではないですか。
正直、美味いと言われるラーメン屋で食べたラーメンでも
「インスタントラーメンの方がおいしいなぁ」
と感じたことは多々あります。
もちろん突出して美味いラーメンがあるのはお店のラーメンだと思いますが、平均点が高いのはインスタントラーメンだと感じるのです。
ましてや、インスタントラーメンだとトッピングが自身で入れられ、自分だけのマイ・インスタントラーメンを作成することもできるのです。
しかも安い。
800円のお店ラーメン1杯で、インスタントラーメンが何倍食べれるというのか。
考えただけで怒りが湧いてきます。
ふう。
クールでニヒルな私としたことが、つい熱くなってしまいました。
よもや49歳にもなって、インスタントラーメンについてこんなにも熱く語ることとなろうとは。
子供の頃は、49歳の自分は、口髭など生やして深い渋い声で話す、人の上に立つような立派大人になっていると思っていましたが、よもや金ちゃんラーメンで顔を真っ赤にして力説するような大人になっているとは思ってもみませんでした。
大人って何なのでしょうね。
あ、ちなみにこれはあくまでも私の所感なので、クレームなんて入れないでくださいね♡
話が逸れました。
次は西日本限定ではないのですが、 話の流れ上どうしてもおススメしたいので紹介します。
■<ヤムヤムラーメン・グリーンカレー>
知ってます? これ。
見たことがある方は多いと思いますが、実際に買った方は少ないのではないでしょうか。
恐らく業務スーパーなどで5袋200円~250円ほどで売っているかと思われます。
逆に安すぎて敬遠しがちですが、コレもマジ美味いです。
正直、私はそこまでグリーンカレーが大好きという訳ではないのですが、これはグリーンカレー感が満載というか、クオリティーが高すぎです。
もちろんグリーンカレーなので辛いのですが、私的には丁度良い辛さです。
■なんと一食40~50円という鬼安のクセに液体と粉末のWスープ付きという贅沢。
逆にこれで採算がとれるのかと、心配になります。
■分かりやすく具なしで作った写真です。
あまり美味しそうに写っていないのが、口惜しい。
■そしてなんと”トムヤムクン&シュリンプ味”もあります!
トムヤムクンも実はそこまで好きではないのですが、すっかり<ヤムヤムラーメン>ファンとなった私は迷わず購入。
■もちろんこちらも液体&粉末スープ付き。
嬉しくて鼻血がでそうです。
もちろん美味いのですが、個人的にはグリーンカレー推しです。
これはもう好みですね。
見た目からも分かるように<ヤムヤムラーメン>は、タイの会社が製造販売をしています。
本場の味が40~50円で楽しめるとは。
ところで、私がよく行く今治のスーパーには、この二つの味しか売っていないのですが、なんとまだまだいろいろな味があることが判明しました。
■これです。
なんと更に2つの味”トムヤムシュリンプクリーム”と”スパイシーシーフード”という未知のバージョンが含まれているセットです。
マジで買おうかな・・・。
いやー、気づいたらインスタントラーメンの話に3,000文字以上も語ってしまいました。
私はどれだけ暇なのか。
こんな内容に最後までお付き合いいただきありがとうございます。
失礼しました。
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はじめての家庭菜園 -カメムシとの最終決着と新種ナス-
気づいたらもう9月ですね。
日の暮れ方なんかは東京と比べて、2~3週間くらいの差があるような気がしますが、まだまだ暑いです。
前回、蜘蛛の巣に顔面から突っ込んでは悲鳴を上げながらも、地べたを這いずるように茎を伸ばしていたトマトちゃん達を何とか立ち直らせました。
その後の畑の様子を書こうと思います。
生まれて初めて野菜を作っているのですが、まぁいろいろなことが起こります。
まず7月中頃くらいからナスが狂ったように実りだしました。
貴兄らは毎日2~3本のナスを3週間ほど連続で食したことがあるでしょうか。
私はあります。
もうね。
毎夜毎夜ナス祭りです。
確かに苗を買って、植えて、育てたのは私自身です。
が、どんなに好きでも私は3週間続けてナスを食べ続けるほどのナス大好き人間ではないのです。
というか、そもそもナスは格別好きという訳でもないのです。
普通です、普通。
しかし。
普通の好き加減であるというのにナスはノリノリで成長してきやがるのです。
心の中で
「もういいよ」
と小さな声で呟きつつも、畑に行くたびに成長しているナスにどうして嫌な顔ができるでしょうか。
■狂ったように実をつけるナス達。
まぁ、美味しいから良いのですが。
そんな絶賛ナス祭り開催中に上長のTさんにナスを少しだけおすそ分けしたのですが、なんと後日そのナスを使って昼休みに麻婆ナスを作ってくれるというのです。
前日の夜にナス料理を食べ、その残りを翌朝に食べ、昼食にTさん作の麻婆ナス、そしてもちろんその日の夜もナス料理です。
とはいえ、毎晩自分味付けのナス料理ばかりだったので、作っていただいた麻婆ナスはとても新鮮で美味しくいただけました。
■自身で育てたナスが、なんとご飯・サラダ・スープ付きで麻婆ナスとして戻ってきました。
”わらしべ長者”という言葉が頭の中をリフレインします。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。
そして、トマト。
■前回汗だくになりながらトマトを救助した甲斐もあり徐々に赤くなってきました。
そして、ナスに続いてトマト祭りが始まりました。
■毎日大量に収穫。
で、毎日大量に家にやってくるトマト達ですが、これがね、奥さん。
なんとですね。
絶妙に甘くないのです。
昨今はフルーツトマトとやらが流行り、甘いトマトが多いようですが、ウチのはね、奥さん。
もう一度言います、絶妙に甘くないのですよ。
不味くはない。
不味くはないのですが、普通なのです。
自分で育てたトマトは当然ながら
「甘くて甘くて超絶ウマイぜ!」
と言いたいところですが、こればっかりはどうしようもありません。
正直に言いますね、マジ普通です。
ということで、格別美味しくはない普通のトマトを食べ続ける日々が続きました。
来年はしっかり勉強して、甘くなるように育てたいと思います。
続いて、ピーマンとオクラも超順調です。
ピーマンなんてぜんぜん虫も寄り付かない上にモリモリ実がなります。
これだけは言わせてください。
■ピーマン最高!
■オクラもほぼ毎日2~3本収穫できます。
そして、枝豆です。
貴兄らはこの夏の私とカメムシ達の壮絶なデスマッチを覚えておいででしょうか。
■カメムシ人間にまで堕ちた私は、その後ワークマンのゴム手袋でカメムシどもを潰し歩く鬼と化しリベンジに成功しました。
このブログ記事の後もマシーンのようにチビカメムシどもを毎日潰していました。
ところが、せっかく害虫のカメ野郎を潰しているというのに、困ったことに肝心の枝豆がぜんぜん膨らんでこないのです。
何のために。
いったい私はこの大島に来て初めての夏に、いったい何のために私はカメムシと戦ってきたのか。
枝豆が膨らまない原因は、やはりカメムシ共のせいか。
それとも水やりの量が少なかったのか。
野菜初心者の私には皆目見当もつきません。
が。
ということは。
ワークマン手袋を武器にいい気になっていた私は裸の王様であったのです。
リベンジに成功し勝利したと思い、ノリノリでブログにまで書いたというのに、枝豆はペッタンコのまま膨らまず、結局食すことは出来ませんでした。
なんということでしょう。
結局、勝者はカメムシ様であったのです。
私は、49年ものうのうと生きてきてカメムシにさえ勝てない男だったのです。
カメムシ様の恐怖よ。
私は傷心の旅に出るので、探さないでくださいね。
そして、ナスにも大事件が起きました。
ナスは長ナスと皮が薄いナスとやらを育てていたのですが、その長ナスにとんでもないことが起きたのです。
■長ナス。
長いにも程があります。
この長ナスにいったい何が起こったかと言うと・・・。
・・・いや。
私の拙い文章よりも写真を見てもらった方が早いでしょう。
まぁ、見てくださいよアニキ。
■長ナスの根本から気色の悪い緑の茎が伸びだし・・・。
いいですか。
なんとですね・・・。
■なんと長ナスに丸ナスが実ったのです!
恐い!
なにそれ!
だくだくと大量の汗を噴出させながらも、新種のナスを育ててしまった重大な責任を感じ、この長ナスwith丸ナスのネーミングは”ヒョードー”としようと逆に冷静になりながら考えていました。
それにしても。
それにしてもいったい何なのでしょうか。
何故、長ナスから丸ナスが実るのでしょう。
私には、生まれながらにして長ナスから丸ナスを生み出すという特殊な力が備わっていたのでしょうか。
人間は脳のごく一部しか使っておらず、まだまだ未知の力があると言われています。
近い将来、人間は各々その未知の力を開花させ、様々な能力を獲得するかもしれません。
ある人は、空を飛んだり、透明になったりするでしょう。
更には、時空を超えて過去や未来を行き来し、災厄や疫病から人々を守るかもしれません。
そんな新能力全盛の最中に自己紹介で、
「私の能力は、長ナスから丸ナスを実らせることです」
などとどうして言えるでしょうか。
失笑で済むならまだ良い方でしょう。
きっとイジメられます。
長ナスwith丸ナスに”ヒョードー”などと、いい気になって名付けたことが心底悔やまれます。
このままでは、私の残り30年ほどの人生はどうなってしまうのでしょうか。
絶望感に打ち震えながら、念のためネットで検索してみました。
・・・!
なんとこれは突然目覚めた私の特殊能力ではなく、接ぎ木というものであるというではありませんか。
知ってます?
接ぎ木。
これは、なんと別々の品種の苗同士をくっつけてしまうそうです。
なんだそれ!!
接ぎ木をすると、連作障害や病害虫に強い苗になるそうです。
ということは、これは私の特殊能力でもなく、新種”ヒョードー”でもなく、台木(丸ナス)の芽かきをしなかった、ただの私の怠慢の結果であったのです。
ふう・・・。
危ないところでした。
もう少しで新聞社に
「新種ナス”ヒョードー”を発見しました。
取材に来てください」
と電話するところでした。
それにしても世の中にはまだまだ知らないことや驚くことがたくさんありますね。
夏野菜もそろそろ終わりです。
ではまた。
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来年度の今治市の地域おこし協力隊募集しています
私先日遂に誕生日が来てしまい49歳となってしまいました。
「年齢なんてただの記号や数字です」
なんて言葉もあり、
「そうだよね!」
と負の気持ちに気づかないフリをして、無理やりポジティブな気持ちを捏造しようとしましたが、やっぱり無理でした。
そりゃあ、そうでしょう。
本当かどうか知りませんが、昔は人生50年だったそうなので、私がその頃に生きていたら余命は後1年だったのです。
人生残り1年しかないのにポジティブになんてなれる筈がありません。
「ナメられるから、年相応の見た目になりたい」
「貫禄があった方がいい」
などと言う人も世にはいるようですが、1ナノも共感できません。
49歳にもなって何ですが、私はまだまだ若いと言われたい。
NON貫禄でOKです。
時々、気の利いた方(気を遣ってくれた方)が、
「ヒョードーさん、お若いですね!」
と言ってくれることがあります。
もちろん口では、
「いやいや・・・」
などと一応否定しますが、当然ながら口元は涎が垂れそうなくらいニヤついています。
誰もいなかったらアムロがマチルダさんとの集合写真を手に入れたくらいの勢いで、
「イヤッホーッ♪」
と飛び跳ねていることでしょう。
ということで、加速する加齢に抗いつつ四十台最後の一年を過ごしたいと思います。
ところで、どうでもいいことですが、
”よんじゅうきゅう”
というより
”しじゅうく”
と言われるとダメージが1.2倍くらいになりますね。
不思議。
で、年齢のこともさることながら、東京から今治の大島に来て5ヵ月程経ちました。
早いような遅いような、何かをしたような何もしてないような不思議な感じです。
ちなみに最近はやっと
「協力隊のヒョードーです」
と照れずに言えるようになりました。
今年はコロナのせいで、軒並み島のイベントが中止になってしまいました。
本来、地域おこし協力隊としてイベントに参加して、地域の方々と知り合ったり仲良くなったりすることが多いそうですが、イベントそのものがないのです。
むー。
困ったものです。
とはいえ、
”戦争を知らない子供たち”
ならぬ
”イベントを知らない協力隊”
なので、イベントってのがそもそも良く分かりません。
無いのが普通なので。
でもお祭りには参加してみたかったなぁ。
地域おこし協力隊の任期は最長3年なので、
「3年なんてあっという間だよ!」
と幾人の方からアドバイスをいただきました。
間違いなくきっとその通りなのですが、まぁそんな感じなので焦らずのんびり過ごそうと思っています。
2年経ったくらいで焦りだす予定なので、助けてくださいね。
そういえば、当然ながら夏休みの宿題も8月の末になるまで殆どやらなかったことを思えば、小学生の頃から私は成長していないのでしょう。
正に三つ子の魂百までですね。
ということで、本題(遅い)。
その地域おこし協力隊ですが、なんと今治市が来年度の募集を始めております。
早い。
確か私の時は、12月末くらいの締め切りだったと思うのですが、なんと本年度は
”令和2年9月30日(水曜日)午後5時15分必着”
だそうですよ。
コロナの影響で、都会での暮らしではなく、地方での暮らしに注目が集まっているそうです。
特にリモートで出来る仕事の方は、無理して東京で住むより空気や風景が綺麗なところや自分が気に入ったところで住む方が良い気がします。
今年は、他の自治体の地域おこし協力隊の募集に募集人数の数倍もの応募があったなんて話も聞きました。
そういえば、東日本大震災の後は、地方への移住者が増大したそうですよ。
何か大きな天災や災厄があると、このままで良いのかと人生を考える人が増えるのでしょうか。
たったの5ヵ月ですが、大島に住んでみての感想は、
「思ったより不便じゃない」
ってことです。
っていうか、ぜんぜん不便を感じないです。
まぁ、コンビニもスーパーもありますしね。
”東京 ⇒ 島暮らし”
という凄まじいギャップに不安はあったのですが、生活するには全然問題ナシです。
マジで。
あ、週3でグラバカに通えなくなったのはかなり残念ですが・・・。
イベントは中止になったとはいえ、東京では体験できなかったというか、大島に来なければ体験することがなかったことがいろいろあったし、これからもきっとたくさんあるでしょう。
そう思うと島暮らしもなかなか楽しいし、まだまだ楽しみです。
虫にもちょっとだけ慣れてきましたよ。
■ちょっと行けば、海があるのはやっぱり嬉しいです。
■ということで、今治市が地域おこし協力隊を絶賛大募集中です☟
私の居る大島の吉海町の協力隊は私一人なので、興味のある方はぜひ応募してくださいね。
私で分かることなら質問や相談にのりますので、気軽に問い合わせてくださいね。
むー。
どうですか。
ひさびさにちゃんと協力隊のことをアピールしましたぜ。
■今治市の広報誌に載りました。
なかなか恥ずかしいです。
ではまた。
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