加速する体重増としまなみ海道・亀老山ヒルクライム(前編)
■半額惣菜の恐怖
今治に来てからは、なるべく自炊をしているのですが、もともと特に料理が得意でも何でもないので、気を抜くとついスーパーで惣菜を買ってしまいます。
よく中高年になると油物があまり食べれなくなるとか言いますが、今のところ私はあまり影響はなさそうです。
胃潰瘍歴やすぐお腹をくだしたりするので、決して胃腸が人より健康という訳ではないので不思議です。
せめて少しでも胸焼けにでもなれば、食欲を抑えられるのでしょうが、困ったものです。
注意しなくてはいけないのが、元来ドケチな私はついついスーパーの半額惣菜を必要以上に買うクセがあります。
買ってしまうと捨てるのは勿体ないので、必死になって食いまくることになるのです。
しかし大阪人としては、安い品物は買いたい。
だって同じものが、半額になっているのですよ。
買わずにいられますか。
DEAD or BUYですよ。
貴兄らはこのジレンマにどう対処しているのでしょうか。
■先日も気づけば買い物籠の中が半額惣菜だらけに。
空腹時にスーパーに行くととんでもないことになりますね。
1日くらいの賞味期限切れなど気にしないので、数回に分けて食べます。
それにしても店員さんもさすがに一人で食べるとは思わなかったのでしょうね。
帰って袋から出したら、あろうことか割り箸が3本も入っておりました。
これは親切か嫌がらせか。
親切であると信じます。
このような食生活をしていて、更に今はジムにも行っていないので体重がどんどん増えています。
「コロナ太りでーす」
と周りにはかわいく言っていますが、リモートで仕事をしている訳でも何でもないので、コロナはまったく関係なく、ただの不摂生と暴飲暴食が原因です。
すまんコロナ。
それにしてもたった二ヵ月ちょいでこの体重増はいよいよヤバい。
■いつもの日曜日
という状況の先日の日曜日の夕方までを振り返ってみましょう。
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・6:40
起床。前日スーパーで半額だったハーフの巻き寿司とサンドウィッチを食べる。
・10:00頃
何故か猛烈に空腹を感じるが、ぐっと我慢し耐える。
・10:15頃
あっという間に誘惑に負けて、インスタント袋麺の中では比較的カロリーが低めの<ラ王 柚子しお>を食す。
美味し。
腹がくちくなり、すぐにベッドに横になりスマホをいじったりTVを観たりウトウトとちょっと寝たりと日曜日を満喫。
・13:30頃
唐揚げを中心とした揚げ物の半額惣菜をメインにもりもり食べる。
すっかり満足し、またベッドで横になってダラダラして過ごす。
・17:10頃
知らぬ間に寝落ちしてしまっていたようで、慌てて起きて涎まみれになっていた口もとを拭い、数分呆然とする。
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どうですか。
なかなかヤバいでしょう。
問題はこのような日曜日は珍しくも何でもないことなのです。
■日曜日リスタート
さすがにこれではいかんと思い、急いで着替えて、少しでも運動をすべく自転車で外に出ました。
その日初めて外に出て、あまりの良い天気に今日一日を無駄に過ごしたことが悔まれます。
否。
まだ間に合います。
何事も始めるのに遅すぎることはない筈です。
まずは家庭菜園の畑まで行って、水やりをします。
48歳の一日の仕事が水やりだけという悲哀を振り切り、サイクリングに再出発です。
さて。
どこに行こう。
この時間から遠出はできないし、したくないです。
ここからだとこれまで見て見ぬ振りをしていた亀老山(きろうさん)がすぐそこです。
亀老山にはイカした展望台があり、なかなかのビュースポットなのです。
しかも今からだと夕陽がきっと綺麗です
ただ、ここはですねぇ。
けっこうな激坂なのですよ。
もうね、ずーっと坂。
ずーっと。
これまで車では行ったことがあるのですが、
「これは無理だな」
と早々に自転車での登頂は諦めていたのです。
しかし、この日の私はこれまでと違いました。
連日の半額惣菜の揚げ物祭りに加え、一日の90%をベッドで過ごした罪悪感。
「亀老山? やってやろうじゃないか」
体内に摂取した過剰なエネルギーと午睡でのリカバリーが私の気を大きくしていたのです。
■しばらく行くと斜めになりながらもギリ職務を全うする看板を発見。
■山の名前から老けた亀をイメージしていたのですが、CAPをかぶったやけに陽気な亀が私を迎えてくれました。
ここまでで、既に息が切れているのですが、いよいよ亀老山ヒルクライムスタート。
と、実はこの後もしっかりというか、いつも通りダラダラと書いたのですが、なんと4,400文字くらいの長文になってしまいました。
こんなのさすがに飽きて、当ブログの推定6~7名の全読者様も途中で読むのをやめてしまうことでしょう。
ということで、今回はいったんここまでとして、後半に続きます。
果たして、ヒョードーは48年間の人生で一番重い体重を背負い、激坂を上り切ることができるのか。
どうでもいいですね。
では後半でお会いしましょう。
Welcome エアコン
■エアコンがない恐怖
3月末に今治に引越して来て、こんなはずではと驚いたのが、結構寒いということでした。
もちろん引越しして、すぐにいきなり二週間の自宅待機となり、誰も知り合いがいない土地で一人きりで心が凍えて寒かったという訳でもありません。
用意していただいた部屋が1階ということも寒い原因かもしれません。
それでも何とか寒さは乗り切りましたが、これからはいよいよ夏がやってきます。
しかしなんとこの部屋にはエアコンがついていないのです。
大阪と東京で長年過ごしてきた私としては、賃貸の部屋にエアコンがついていることがスタンダードだったので、これには驚きました。
エアコンがない…。
なんて恐ろしいことでしょうか。
ただ高校卒業まで住んでいた実家の私の部屋にはエアコンはついていませんでした。
それはもう地獄のような暑さの中、毎晩汗だくになって寝ていたのですが、よく熱中症にならなかったものです。
今だと一日どころか一時間も耐えられないでしょう。
そのトラウマのせいか、ただ単にお腹に脂肪がたんまりついているせいかは分かりませんが、結果私は極度の暑がりとなってしまったのです。
夏は毎日毎晩エアコンで部屋を常時キンキンに冷やし、温かい布団で寝ることに幸せを感じます。
そんなエアコンLOVEなのにエアコンがないという恐怖に毎晩打ち震えでいたのですが、先日遂に我が家にエアコン様がやって参りました!
イエーーーイ!
■エアコンがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
今治の大型家電に行って、とにかく安くて、できれば広範囲に使えるのを探したところですね。
見つけたのですよ、奥さん。
なんと10畳用で¥64,700(日本製・工事費込み・税込み)。
どうですか。
もちろんこれまでエアコンを購入したことがないので相場はよく知らないのですが、まぁまぁ安いのではないでしょうか。
ただ一点ちょびっとだけ気になるのがですね、奥さん。
メーカーがですね、ここだけの話ですね、CORONAということなのです。
思わず小声になってしまいましたが、聞こえましたでしょうか。
どれだけこのエアコンが安くても、高機能であったとしても、愛くるしくても
「コロナ最高ーっ!」
とかTwitterとかで、全世界に向かって呟いたら私の未来はアベノマスクが届く前に終わってしまうことでしょう。
しかし!
敢えて言おうではありませんか!
「CORONA最高!」
でもおっかないのでアルファベット表記にしておきますね、先輩。
■施工前。
取り付ける金具(1,100円)を使うか壁に穴を開けるかという二択を迫られ、素直に1,100円を支払いました。すでに穴が開いた後がありますが、これ以上穴を増やすのも如何なものかと思いまして(小心)。
■完了。
もちろん安いだけあって前モデルの型落ちなので、新型コロナではなく、旧型コロナということとなります(上手くない)。
■しかし、安いだけあってリモコンはちゃちいです。
コロナめ!
ちなみになぜ6畳の部屋に10畳用のエアコンを設置したのかと言うと、となりの部屋が台所なのですが、当然ながら台所にはエアコンはないからです。
そう。
夏になったらエアコンの風向きを死ぬほど横に向けて台所ごと冷やしてしまう作戦なのです。
完璧ですね。
天才か。
道行く人に
「ボク、完璧な天才なんですよ」
と囁いてやろうではありませんか。
これでこの夏はコロナが蔓延ではなく、CORONAで満喫ですね!(上手くない)
それにしてもこのメーカーのCORONAとかって、ニュースとかで取り上げているのを私は見たことはないのですが、実際売り上げとかってどうなっているのでしょうね。
風評被害とかにあってなければ良いのですが。
■暑がりといえば
ところで、私も極度の暑がりではあるのですが、私の20倍くらい暑がりな方がいました。
■元パンクラスライトヘビー級チャンピオンKEI山宮氏。
勝利者インタビュー中の写真なのですが、何故衣装を着る前に鼻血を拭かなかったのか。
■小池氏に狂ったように逆落としをぶっ放すKEI山宮氏。
恐ろしいですね。
哀愁の表情の小池氏は、投げられながらいったい何を思っていたのでしょうか。
グラバカに練習に行くとKEI山宮氏は、まずは
「グェー! あ、暑くないですかっ!?」
と挨拶もそこそこに必ず毎回訊いてきます。
毎回です。
ここで注意しなくてはいけないのが、迂闊に
「あ、そうですね、今日はちょっと暑いですねぇ」
などと返事をしてしまうと季節が例え冬であろうと窓を全開にされてしまうのです。
これは決して誇張ではありません。
KEI山宮氏はそれほどの暑がりなのです。
ここでガチエピソードをひとつ紹介させてください。
数年前の1月にKEI山宮氏と他数人で車で出かけた時のことです。
待ち合わせの場所にKEI山宮氏が、あろうことか半袖で現れたのです。
もちろんジョークかと思ったのですが、車に乗るやいなや、
「ブェー! あ、あっついですねぇー!
い、いったい何を考えているのですかー!! ア、アホなのですかー!」
と絶叫しながら、せっかく暖房で温まっていた車の窓を全開にし、当然のことのように車のエアコンを冷房で風量もマックスにしやがったのです。
もちろん数年も前なので3密で換気を良くしようなどという親切心からの行動ではありません。
とはいえ。
普段から暑がりで売っているKEI山宮氏の暑がりジョークだと思っていました。
だってそうでしょう。
もう一度言いますよ。
この時、季節は1月の真冬だったのです。
「ちょっと山宮さん!
マジで寒くて死にそうなので窓閉めて、エアコンも暖房に戻してくださいよ!」
「ハァー!? な、なに言ってるんですかぁー!?
このクソ暑いのに、さ、寒いとは冗談にもほどがありますねぇーっ!」
「いやいや、なに言ってるんですか。今日は1月で・・・え!?」
我が目を疑いました。
絶句するということはこういうことを言うのでしょう。
大阪で生まれ育った私が、ツッコむこともできず、ただただ呆然とその光景を見つめることしか出来なかったのです。
なんとあろうことか、真冬に窓を全開にした車に乗っているKEI山宮氏の首筋に汗が流れていたのです。
そんなに暑いのか…。
1月でさえ、汗が噴き出す男が、毎年夏をどのようにして乗り切っているのでしょうか。
体を動かしてなんぼなのです。
きっと普通の人からするとサウナで格闘技をしているようなものなのでしょう。
KEI山宮氏は真夏の試合では、対戦相手だけではなく、誰にも理解されないまま暑さ、いや、熱さとも戦っていたのです。
こんなに恐ろしく、そして悲しいことがあるでしょうか。
どうか、これから湘南魂スポーツジムやグラバカでKEI山宮氏が、
「ゴフーッ! あ、暑くないですかっ!?」
と訊いてきたとしても決して冷たくあしらったりしないでください。
KEI山宮氏は、本当に暑いのです。
■6月になりようやく湘南魂スポーツジムが再開したようです。
良かった良かった。
えーと。
何の話でしたっけ?
真鯛を捌いてみよう!
コウイカとの壮絶な格闘も記憶に新しいところですが、先日鯛をいただきました。
■こちらも先日のコウイカと同じく獲れたてのイカした鯛です。
真鯛は英語で”sea bream”っていうそうですよ。
前回、鯛の煮つけをした際はビビッて、取り合えず煮てしまえと思って適当に煮たのが実情です。
はい。
デカすぎるとか4割引きシールが貼ってあり新鮮ではないとかは言い訳で、刺身にすることから前回は逃げたのです。
しかし、今回はそうはいきません。
大きさも丁度いいし、何より新鮮です。
奥様方は、魚を捌ける男と魚を捌けない男ならどちらが好きですか?
YES!
そうですよね。
ということで、憧れの魚が捌けるイケメンとなるチャンスがやってきました。
ヒアウィーゴー!
■ウロコの恐怖
さて。
まずは薄気味悪いウロコを取らないといけません。
気持ち悪いですよね、ウロコ。
よく高級料理でウロコをつけたまま揚げている料理がありますが、あれですら気持ち悪いです。
そもそもウロコなんて食べたくないですよね。
そんなキモいウロコですが、実は私には強い味方がいるのです。
なんとこういう日が来ることを予想して、オービス・スズキ率いるグラバカ若手軍団からの餞別で包丁だけでなく、ウロコ取りも一緒にいただいていたのです。
グラッチェ!
ということで、水道の水を流しながらウロコ取りでガシガシと鯛を削っていきます。
なんと面白いようにウロコが取れていきます。
気持ちの悪いウロコが剥がれていって、鯛様が艶々と美しくなっていくのがたまりません。
今度から趣味とかマイブームは何かと訊かれたら
「ウロコ取り!」
と元気よく答えることにしましょう。
■内臓の恐怖
ウロコの恐怖を見事克服した私に更なる試練が待っています。
内臓です、内臓。
知ってます? 内臓。
体腔内にある器官の総称ですよ。
あぁ恐い。
まず首の下あたりに包丁をグサッと刺し入れ、尻ビレに向かって切っていきます。
その間にも茶色っぽい名称も分からない内臓がニョロッと顔を出します。
しかし私はイカの目玉をもブチブチと千切った男の中の男です。
鯛の内臓に恐れ戦いていたら、イカの目玉に申し訳が立ちません。
あの時のイカの眼差しに軽く頷き返し、思い切ってお腹の中に指を突っ込み狂ったように内臓を引きちぎってやりました。
先ほどの茶色っぽいのや緑色っぽい不気味なのがブチュブチュと音を立てて出てきますが、目を合わさないようにしながらとにかく掻き出してやりました。
やったよ母さん。
鯛の内臓に勝ったよ、ボク。
あぁ気持ち悪かった。
■切断とK先生の恐怖
次は、頭と胴体とを切断しなければなりません。
YouTubeを何度も見ながら鯛様の首を切り落とします。
これがですね、奥さん。
思ったよりも硬いのですよ、骨が。
鯛の骨が硬いことは知ってはいたのですが、実際に骨を切ると鯛の骨は本当に硬いのですね。
まぁ他の魚は知りませんが。
■切断成功。
そして、頭はあら煮の味噌汁にするので、さらに縦に真っ二つにぶった切らなければいけません。
写真のように鯛の頭を口が上向くように俎板に立てて、口先の真ん中辺りから包丁を入れていきます。
これがですね。
額の辺りがめっちゃくちゃ硬いのですよ。
さっきの首をちょん切った時の骨なんて比じゃありません。
これは決して大袈裟に言っているのではなくて、本当に硬いのです。
ガチですよ、ガチ硬い。
ぜんっぜん、切れない。
額って魚も硬かったのですね。
そう言えば、小学生3年と4年の時の担任だったK先生(女性)は、体罰上等の死ぬほど恐い先生だったのですが、何故か私は目の敵にされていてよくシバかれていました。
そのシバキメニューの中で、首根っこを掴んで黒板に額をゴンと勢いをつけて打ちつけるという恐ろしい体罰があったのですが、実は大きな音がする割にこっちのダメージは大したことはなかったことを思い出しました。
幼心にも見た目の派手さとバーンという大きな音に他のクラスメイトがどよめく様を見て、
「オイシイ」
と思い、必要以上にリアクションをとっていました。
キツかったのは、私ともう一人の怒られ生徒の首根っこをK先生が片手でそれぞれ掴み、額と額を勢いよくぶつける頭突き合戦はガチ痛かったです。
これは地味な上、相手の額も硬いので超痛いです。
興味のある方はぜひ恋人や家族でやってみて、感想をコメントに書いてくださいね。
えと…。
なんの話でしたっけ。
筍?
ダンゴムシ?
あぁ、鯛の額ね。
あ、そうそう。
ダンゴムシといえば、今も毎日狂ったように押し寄せてくるのですが、昨日はなぜかカニも一緒にやってきましたよ。
■一匹ならカワイイのですが、これがダンゴムシのように大群で押し寄せてきたら相当キモいでしょうね。
えっと…。
あ、鯛でした。
はいはい。
■ちょっとずれたけど、なんとか真っ二つにしてやりましたぜ、兄貴。
■ラストラウンド
次の工程は、いよいよ三枚おろしです。
YouTube先生は、いとも簡単にサクサク切っていきますが、やってみると結構な量の身が骨に残ってしまいました。
むぅ。
■難しいにも程がありますね。
とはいえ、ここまでは比較的順調なのではないでしょうか。
成功ではないですが、失敗ではありません。
実は才能があるのではないかとニヤニヤが止まりません。
そしていよいよ一番難度が高いと思われる皮引きです。
これがですね、まったく上手くいきません。
先ほど浅はかにも自分のことを才能の塊かとほくそ笑んだことがウソのように大失敗でした。
あぁ、5分前の自分に言ってやりたい。
「アンタ、まったく才能ないよ」
と。
それでも一枚目は大失敗でしたが、二枚目はちょっとだけマシにできました。
■こんな感じ。
右側が一枚目です(手前のは皮)。
ね? 酷いでしょ?
何故、こんなことになったのか。
■最終的な結果はこんな感じ。
だが、しかし!
よく見てください!
一番下のだけはすんごいキレイに出来ているではありませんか!
■完璧。
神々しくもありますね。
■これらを出刃包丁で適当に切ります。
イマイチですね。
刺身包丁欲しいなぁ(すぐ道具に頼る)。
■あら煮。
あらあら、目が超恐い。
■ということで、何とか完成。
いろいろ上手くいきませんでしたが、すべて美味しくいただきました。
感謝。
次はもっと上手くできたらいいなぁ。
ではまた。
初めての家庭菜園 -土起こしー
■都会から島へ
どうも。
ときどきサランラップを二度三度と使いまわすことがあるほどセコいヒョードーです。
東京から今治の大島に来てから2ヵ月ほど経ちました。
生活はかなりというかめちゃくちゃ変わったので、色々と大変なこともありますが、そんなに違和感なく過ごせています。
■東京に住んでいた時の部屋の玄関からの眺め。
冬は富士山も見えます。
デビルマンのエンディングを思い出しますね。
え? 知らない?
知らない方はYouTubeで”デビルマン エンディング”で検索してください。
■部屋からの眺めも綺麗でした。
夜は窓が新宿方面だったので、かなり明るかったです。
今は夜に外に出ると街灯すらほぼ無く、漆黒の闇ですが、晴れていると星が綺麗です。
どちらも住めば都で一長一短ですが、住むところがどうというより、誰と何をして過ごすかが大事なのだなぁと感じます。
とはいえ、もともとこちらに知り合いはいない状態で来ているので、基本いつも一人で過ごしているのですが。
すみません。
ちょっと泣いてきます。
…失礼しました。
もう大丈夫です。
■初体験
今治に来て、東京に居た時には体験できなかったこともいろいろあります。
先日は新人の地域おこし協力隊としてラジオに出演してきました。
公共の電波で、訳の分からない48歳の小太り中年の話を聴かされた今治市民の皆さまには申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今治市民の皆さまの「知らんがな」という声が聞こえてきそうですが、気づかないフリをして最後まで白目を剥きながらも自分のことを話しました。
■格好をつけてヘッドホンをつけていますが、ここだけの話、実際の収録時はこんなの使ってません。
写真用に着用させていただきました。
で、今治の大島に来て驚いたのが、スーパーに農家の方の持ち込みコーナーがあり、野菜が安いことです。
旬の野菜が安く売っているので助かります。
マジで。
新玉ねぎは二日に一回は食べているので、48年間の人生で恐らく一番血液がサラサラになっているのではないかと思います。
■スナップエンドウ70円也。安い。
■先日はグリーンピースが100円だったので豆ごはんにしてみました。
写真は炊きあがって混ぜる前ですね。
美味いのですが、塩をちょっと入れているので一緒に食べるおかずが難しいです。
■やってみたいリスト第二弾
以前ブログにて、今治に来てやってみたいリストを書きました。
- 料理
- 家庭菜園
- 釣り
■以前書いたのは、筍との死闘の回ですね。
で、今回は家庭菜園にチャレンジです。
とはいえ、現在住んでいるところに庭なんてないので、自転車で8分くらいのところにある畑の使っていない一部を少しお借りしています。
これを家庭菜園と言っていいのか、若干疑問ですが、まぁ良いでしょう。
「え? ヒョードーって格好いいだけでなく野菜も作れるの!? 超ステキ!」
と思った方がほとんどだと思いますが、私はですね、なんと野菜作りどころか土も碌に触ったこともないのですよ。
当然ながら虫も恐いです。
ダンゴムシの大群ごときで恐怖に慄いて、毎朝失禁しながら排除している私が果たしてウニョウニョと土から這い出てくる蟲共に冷静でいられるのでしょうか。
正直不安しかありませんが、やってみようではありませんか。
行動には成功か大成功しかないそうです。
■ちなみに今もまだダンゴムシの行進は続いています。
サイコーですね。
■畑に到着。
とてつもなく荒れていて、「こんなの無理だぜー!」とかブログで書きたいところですが、ちょっと荒れているだけ。
何だか残念。
■実戦
とにかくまずはカチカチに固まった土を耕すことから始めます。
「オラオラオラオラオラーッ!」
と心の中で叫びながらジョレンとかいう鍬を狂ったように振り下ろして土を耕していきます。
あかん。
想定の3倍の早さで腰に激痛が走りだしました。
少し耕しては休憩をするというシャア並みの早さでやってきたガラスの腰痛をごまかしながら何とか土を耕し続けます。
私のパリパリの亀田のえび薄焼きみたいな腰がダメになるのが先か、土を耕し切るのが先か、勝負です。
敵はカチコチに固まった土だけではありません。
雑草です。
雑草。
クソッ!
草め!
あんなに深くまで根を張る必要がありますか。
否!
そんな必要はない!
根め!
■腰痛だけではなく、普段の運動不足が祟ってあっという間に疲れが押し寄せてきます。
それでも汗だくになりながらも何とか耕しきりました。
やったぜオレ!
48年間で何ひとつ達成できたことなんてなかった私ですが、最後まで耕すことができました。
私を支えてくれたすべての方々に感謝です。
ありがとう、みんな!
その後、
「草が生えてても、手押しの耕運機で簡単に耕せるんだよ」
と教えてもらい卒倒しました。
つづきます。
馬島冒険譚
■隠れ名所のご紹介
ようやく緊急事態宣言が解除されましたね。
コロナのおかげでもともと太っていたのに体重がたぶん大変なことになっています。
恐ろしくて体重計には乗っていないので、今いったい何kgなのかは、不明ですが。
格闘技ジムにも通えず、できることはたまーにサイクリングするだけです。
ということで、しまなみ海道にサイクリングに来ても素通りされがちな馬島に先日行ったので、写真多めでご紹介。
知っています?
馬島。
うまじま、ではなくうましまと読むそうです。
NO濁音です。
今治市の陸地部と大島にかかっている来島海峡大橋の途中にあるのですが、江戸時代に今治藩が馬の放牧をしたことが島名の由来だそうです。
へぇー。
■ ”イノシシ出没注意!!”
運動不足解消が目的とはいえ、まぁまぁ近いので家から30分ほどで無事到着。
ここはなんと島民の方以外は車では橋から降りられないのですが、自転車や原付ならなんと橋からエレベーターで島に行くことができます。
■意外にも近代的な通路を進みます。
■自転車も余裕で入れれる箱のエレベーター。
ちなみにお尻が痛くなるので、サドルには超ダサいフワフワのカバーを装着しております。
もちろんレーパンと呼ばれるお尻にクッションみたいなのが付いてるパンツも履いているので、ダブルで傷つきやすいお尻を守っております。
かわいらしいですね。
■エレベーターを降りるとなんとも恐ろしい張り紙が。
「追いかけたり、石を投げたりしてはいけません」と書いてありました。
そんな恐ろしいことする人いるのでしょうか。
先日、たまたまお亡くなりになった猪を見かけたのですが、超デカかったですよ。
あんなのと遭遇したら恐怖で失禁すること間違いなしです。
エレベーターからでて少し進んで、でた道は坂になっています。
坂があれば上りたくなりますよね、先輩。
上には一体何があるのか楽しみっす!
イェーーーイ!
まぁまぁ斜度の高い坂をゼェゼェ言いながら必死で上ります。
■橋に着きました。
ん?
■なんてこった。
元の場所に戻っただけでした。
橋からエレベーターで下りて、急な坂を上がると橋に戻るのは当然と言えば当然。
48年も生きてきてそんなことにも気づきませんでした。
チッ!
■探索
48年分の重いため息をつきながら、死に物狂いで漕いで上った坂をあっという間に下り、海にでました。
■来島海峡大橋の真下の海岸。
■海岸はゴミが流れついていて、ちょっと残念な感じ。
そんな海岸には化け物のようにデカくなったアロエにも会うことができます。
しばらく持参したコーヒーを飲んで、ボーとしますが、すぐに飽きてしまい、島内をポタリングすることにします。
まぁ、飽きたからアロエなんて写真に撮ったのでしょうね。
ちょっと行くとフェリー乗り場がありました。
なんとフェリーでも来れるみたいです。
へぇー。
■観光マップ。
というより航路のマップですね。
■マイGIANT様のベストショット。
天気が良くないのが残念。
■人間賛歌は勇気の賛歌
■しばらく行くとなんと神社を発見。
鬱蒼とした山の上の神社を見上げ、先ほどの”危険 イノシシ出没注意!!”が脳裏を掠めますが、せっかく来たので勇気を振り絞って石段を上っていきます。
人間讃歌は勇気の讃歌!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
とツェペリ先生も仰っていますね。
■幸いにも猪に会うことなく到着。
私の勇気が猪に勝ったということですね。
■ぐるりと回ると小道があり、更に進むとなんと灯台が出現。
■”ウヅ鼻灯台”という名前みたいです。
なんと昭和13年ですって、奥さん。
亥年にあるまじき猪への恐怖に打ち勝ち、勇気をもって上ってきて良かったです。
すっかり満足して石段を下りて、ふとみると謎の小道が横にありました。
■小道の先
■今度こそ猪が出てきてもおかしくありません。
どうですか。
いかにも出そうですよね。
先ほどの張り紙の
”イノシシに遭遇したら、慌てず、騒がず、刺激せずその場を離れてください”
の文言を思い出します。
果たして実際に猪に出くわして慌てずにいられる人などいるのでしょうか。
否。
よほど慣れていなければ、100%慌てます。
って言うか、パニック間違いなしです。
ですが。
それでも私はこの謎の小道も進んで行くのです。
こんなにも私がタフで男らしいとは貴兄も思っていなかったことでしょう。
■ドキドキしながらおよび腰で進むとなんと海にでました。
■先ほどのゴミが打ちあがっていた海岸とは違い、とてもキレイです。
■岩のトンネルの先
■そしてふと岩場の方へ行ってみると、なんと岩にトンネルのような穴が開いているではありませんか。
さすがに海岸に猪は出てこないでしょう。
もちろん勇気の塊の異名を持つ私は進んで行きます。
■ゴーッという凄まじい波の音が聞こえてきました。
凄い潮の流れです。
すぐ目の前で川のような潮の流れがうねる様はなかなかの迫力でした。
恐らく先ほどの”ウヅ鼻灯台”のウヅは渦のことなのでしょうね。
どうでしょうか。
■動画を撮ってみました。
伝わるかなぁ。
ということで、馬島は小さい島ですが、なかなか楽しかったです。
それもこれも猪に勝った私だからこそですね。
是非、貴兄らも明日にでも行ってみてくださいね。
■帰りはようやく少し雲が晴れてきました。
ではまた。
コウイカとの戦闘詳報
■釣りたて
なんと!
今回は!
イカをいただいてしまいました!
釣りたて!
新鮮!
イェーーーイ!
「ちょっとちょっと! イカですって奥さん!」
「はァ? 鯛を絶妙に美味しくなさそうに煮ていたクセにイカなんて料理できる訳ないじゃない!」
「本当よねー。
そういえば筍の灰汁抜きにも失敗しかけてたわよ。
あんなダメな中年男に料理されたら食材が気の毒よ!」
「YES! So Bad!」
といった声が聞こえてきそうですが、おそらく私の更年期的な症状でしょう。
■MY包丁
魚を捌ける男に仄かな憧れがあります。
やったことはないし、内臓や目は恐いのですが、なぜかやれる気がするのです。
だってTVやYouTubeだといとも簡単に皆さん魚を捌いているじゃないですか。
■オービス・鈴木氏率いるグラバカ若手軍団から餞別にいただいた包丁。
■「ヒョードーさん 東京生活お疲れさまでした!!」
という”もう東京には帰ってくるなよ”という裏メッセージに戦慄します。
冗談です。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
■本当にありがとうございました。
もちろんグラバカ若手軍団を率いておりますが、オービス・鈴木氏のみ若手ではありません。
■vs.甲
ということで、よく切れる包丁でイカを捌いてやろうではありませんか!
大丈夫!
イカは切っても血は出てきません!
だからきっと大丈夫!
■いただいたのはコウイカというイカ。
水で洗いましたが、想像以上にヌメヌメしています。
本当は最初に塩でヌメリを取るべきでした。
捌き方は分からないので、YouTubeを見ながら進めます。
コウイカというイカに触ったのは初めてだったのですが、なんと驚いたことに胴体に硬い甲があるのです。
なんだこれ?
奥さん、知ってました?
背中部分に切れ目を入れて、両手の親指をググッと差し入れます。
指先の感触が何とも言えません。
後は気合でぐりぐりと親指を突っ込んでいき、硬い甲をベリベリと剥がししてやりました。
ふう。
■このサッカーのすね当てみたいなのが中に入っていました。
カッチカチです。
神秘。
ところで知っていますか?
イカは貝が進化した生物なんですって。
で、この甲は貝殻の名残りだそうですよ。
名残りにしては、存在感あり過ぎです。
マジ硬い。
名残なら名残りらしくひっそりしていて欲しいものですね。
■vs.イカスミ
そして甲をクリアした私に次の試練がやってきました。
あの胴体と頭をブチブチとひっぺがす工程です。
ちなみに今回コウイカをいただくにあたって教えていただいたのは、この2つ。
- 甲の剥がし方
- 慣れていないとイカスミの袋が破けてとんでもないことになるから気をつけろ
甲については先ほど何とかクリアしたので、問題はイカスミです。
おっかないのもあり、万がいちに備えて水を流しながらボールの中で内臓を剥がします。
いったい何の内臓なのか分かりませんがニョロニョロとしたのが「どうもー」と言いながら姿を現します。
ヒーッ!
おっかない!!
どうもーじゃないよ!!
それでも気合で何とか(力まかせに)剥がしきったのですが、いったい何が良くなかったのでしょうか。
貴兄らの予想通り、スミ袋が大破しやがったのです。
■この後、シンク内が漆黒に染まります。
パニクって写真を撮る余裕はありませんでした。
想像以上の破壊力で、キッチンシンクの中と私の心がどす黒く染まっていきます。
半泣きで謝りながら、我が身のスミで真っ黒に染まった気の毒なコウイカを洗い続けます。
それにしてもボールの中で引き剥がして本当に良かったです。
あんなのまな板の上でやっていたら地獄でしたよ地獄。
■大破したかと思ったスミ袋にはまだスミが残っていました。
どれだけあるのでしょうかスミ。
それにしてもグロい。
■vs.目玉
YouTube先生はこの後、水で流しながら目ん玉を手で取り除けというとんでない指令をサラッと仰っております。
やってやりましょう。
イカの目ん玉ごときが恐くてどうしてこの先の人生を生きていけるでしょうか。
イカを掴むと漆黒の目玉がこっちを見つめています。
ヒーッ!
恐い! おっかない!
こっち見ないでよ!
奇声を上げながら内臓もろともブチブチと目玉をひとつ引き千切ります。
よし!
次!
もうひと目玉!
が、次の目玉が上手く千切れません。
クソ!
ニョロニョロしやがって!
目め!
目玉に呪いの言葉を吐きながら何とか周りの軟骨もろとも引きちぎってやりました。
ハァハァ。
意外と硬かった目玉の感触が手に残っていて、卒倒しかけましたが、グッと膝に力を入れて持ちこたえました。
格闘技とサイクリングで下肢筋力を鍛えていなかったらヤバかったでしょう。
ありがとうグラバカとGIANT。
その後、良く分からないままも耳やら何やらを適当に切って、切断終了。
■調理
胴体部分は刺し身にして、ゲソはワタと一緒にニンニクとオリーブオイルで炒めてやりました。
■オリーブオイルといえば、もちろんしまなみオリーブオイルですね♡
サイコーです。
で、更にたまたまスーパーで売っていた小さい水イカ(アオリイカ)をおまけに煮付けて、イカづくしの晩ご飯の完成です。
■水イカ。
これは簡単。
■完成。イカしてますね。
今回、新鮮なイカをありがたいことに分けていただきました。
恐ろしく時間がかかりましたが、なんとか美味しくいただけました。
ちなみにイカは二杯いただいたのですが、一日目と二日目で味や歯ざわりが違い、それぞれ美味しかったです。
本当に感謝です。
ごちそうさまでした。
鯛の煮つけで注意すること
■出会い
愛媛県といえば、鯛が有名ですね。
松山のご飯と一緒に炊き上げるのと宇和島の鯛の刺身とタレと玉子を絡める、二種類の鯛めしが有名ですね。
どちらも美味しいです。
とても。
ですので、スーパーにはよく鯛が並んでいます。
しかも安い。
そして、先日4割引きになっている鯛を発見しました。
元値が900円だから税込みにしても…えー…と…ご、594円です!
しかも安いだけでなくデカい。
デカいというだけでテンションが上がりますね。
大阪人なので、デカくて安いは美徳です。
しかも内臓やウロコの下処理も済んでいるなんて素晴らしいにもほどがあります。
しかし、私も大人です。
手を伸ばしかけましたが、即決はいたしません。
一度、肉コーナーや惣菜コーナーをまわってみて、晩ご飯のメニューが決まらなかったら、今一度、鯛を検討しようではありませんか。
その間に鯛が売れてしまっていたら縁がなかったということです。
私は594円となってしまった鯛に軽く頷き、さよならとアイコンタクトをして、その場を後にしました。
しかし、そもそもそのスーパーはかなり安いお店なので、当然お肉も安いのです。
セコい私の買い物カゴには安い食材がつぎつぎと放り込まれていきます。
しかし私の頭の中には先ほど寂しそうに私を見送ったあの鯛の顔がこびりついて離れません。
スーパーの通路で立ち止まって、買い物カゴの豚肩ロースとしばらく無言で睨み合いが続きます。
豚肩ロースが目をそらしました。
バカめ。
冷凍にしてくれるわ。
踵を返して594円の鯛の元へ小走りで駆け付けます。
子供にいたずらされてはいまいか。
訳の分からない奴に連れていかれてはいまいか。
笑顔であいさつしたのに無視されていないか。
ネガティブな考えが不安を煽ります。
・・・。
・・・いた!
手に取ると鯛様はまるで死んだ魚のような目で私をじっと見つめてきました。
悪かった!
最初から君を選んでいれば良かったよ。
黒目がちの瞳とずっしりとした重さにちょっとビビりましたが、もう迷うことなく鯛様を買い物カゴに入れました。
■いざ調理
さて。
そうはいっても4割引きの鯛なので、刺身はイマイチでしょう(捌けないけど)。
しかも買って満足しているので、手の込んだことはする気になれません。
ということで、選択肢は一択です。
そう。
煮つけです。
下処理は済んでいるので、醤油やら酒やら砂糖やらと一緒にただ煮るだけです。
超簡単。
■大きさ比較でペットボトルを置いてみました。
本当は鍋で煮たいのですが、もちろんそんなデカい鍋はないので、仕方なく深めのフライパンで煮ることにします。
が、なんということでしょう。
あろうことか、フライパンでも入りきらないではありませんか。
■これでは味が染みません。
こうなると必要以上にデカい鯛にイラついてきます。
デカけりゃ良いってものじゃないのですよ。
考えりゃ分かるでしょうが。
まったくもう。
■もうどうしようもないので、落し蓋代わりにアルミを被せて調理を続けます。
口やら尾っぽだけが出てると何ともおっかないというかエグいですね。
嫌がらせでしょうか。
しばらく煮込んで、恐る恐るアルミを取ってみます。
■やっぱりや!
やっぱりぜんぜん表側に色が付いていないやないか!
くそう。
これでは、ぜんぜん味がなくて美味しくないに決まっています。
こうなったら勇気を振り絞ってひっくり返すしかありません。
決して鯛をひっくり返す予定で購入したのではないフライ返しと箸を使い、気合とともにひっくり返してやりました。
■大失敗。
ひとつ前の写真と見比べて、ぜひ不器用な私を嗤ってください。
そしてしばらく煮て、ようやく完成しました。
■実食
■当然、フライパンよりもデカい皿なんてウチにはないし、面倒くさいのでもうフライパンのまま食べることにしました。
それにしてもいざ料理して食べるとなると、見ているだけでお腹いっぱいになります。
あんなにノリノリで買ったのに小さくため息をついて、いざ実食です。
美味い。
しかし美味しいことは美味しいのですが、やっぱりイマイチ味が染みていません。
そして楽勝で食べきれると思って購入したのですが、当然ながらこんなの食べきれるはずもなく、半分しか食べれませんでした。
48歳の胃腸のくたびれ具合をナメていましたね。
とりあえず身をほぐしてお皿に移して、骨はその日のうちに捨てました。
結論。
表題にもあった鯛の煮つけで注意することは、
デカすぎには気をつけろ、です。
鯛は美味しいのですが、量が多すぎるとうんざりします。
ごちそうさまでした。